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アメリカの学校生活(リモート編②)

こんにちは。Californiaよりnatsualohaです。

穏やかな天気の週末です。自然のエネルギーはどんどん上昇中といった感じで、自然の中を散歩すると外の空気がとても気持ちよく感じられます。散歩途中どなたかが作った石のアートがありました。クラスルームみたいで可愛かったので思わずパチリしてしまいました。

さて、前回に引き続きアメリカの学校生活リモート編を今回も書いていきたいと思います。前回の記事にも書きましたが、(娘の学校のシステムでは)1日中先生方がオンラインで授業というわけではありません。毎日のスケジュールをチェックし、先生方から送られてきた課題をこなし、全部ではありませんが提出物はオンライン上で提出といった感じで行われています。オンライン学習がスタートした第1週目は私もスケジュール通りに娘を勉強させなければ!と必死でした(汗)。しかし、2週目には先生方もよりスムーズにフレキシブルに、そして”楽しく”家で学習ができるよう工夫してくださり、頭でっかちだった親の私にも余裕が生まれてきました。

1日の流れはこんな感じです。

-ZOOM MEETING-

まずは、みんなで顔合わせ「朝のZoomのクラスミーティングでのスタートです。子供たちはいつも嬉しそうで、楽しい時間が繰り広げられています。誕生日の子にはみんなでハッピーバースデーを歌い、先生がスケジュールを発表すれば「先生!ランチはみんなで食べる?」「先生!休憩時間は学校のグランドに集まればいい?」「先生!休憩時間にスナック持っていっても良い?」などなど可愛くて真剣な質問が沢山出てきます。可愛いなと思う一方ほんとにみんな会いたいんだな、としみじみ思います。先生も眉毛を下げながら優しく回答されていたのが印象的です。


-SHARING(ELD)-

ミーティング後は、「シェアリング」といってプレゼンテーションの練習の時間となっています。本来学校でのこの時間はクラスのみんなの前で発表する時間なのですが、家では家族の前でやることになります。ある日は「3つお気に入りのものを用意し、どれが一番好き、どれが一番重要か理由もつけてプレゼンテーションしましょう。」という課題が出ていました。使うフレーズもちゃんと先生が用意してくれているので親も参考になります。しかし、ここで問題が発生!お気に入りのトップ3、娘がなかなか迷って選べないらしい。。なんでも良いのだけどと親は思ってしまうのですが本人は真剣。。待つこと20分。スケジュールの時間終了してしまいました。笑。そのまま延長して練習しました。


-MATH-

次は算数です。母親の私は算数が苦手です。。そして、アメリカの算数はもっと苦手です。「Eureka Math(ユーリカマス)」と呼ばれる算数らしいのですが、昭和時代日本の小学校で足し算引き算を習ってきた私の時代はシンプルに足し算していた気がしたのですが、これはどうやら解き方を色々と考えるというのがコンセプトのようです。学校でもそれぞれの子供が解き方を考えて、自分のやり方をシェアして話し合う内容が多いようです。

そのため、課題も例えば”それぞれの足し算の解決策をみて、足りないところを直していきましょう。”みたいな感じ?です(教科書も答えもないので正解がどうかわかりませんが。。)。でも、日本も今の時代はこんな感じなのかな??私が時代遅れなだけかもしれません(笑)

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-READING-

その後はリーディングです。本はなんでも良いのですが、たまに課題としてスケジュールにYoutubeがリンクされている日もあります。とある日はこちらがリンクされていました。このstorylineは読み聞かせのシリーズでこちらの子供達にも大変人気です。娘も以前からよく見ていました。日本で英語教育されている方にもとてもオススメです↓


-WRITING-

ライティングの課題はリーディングの続きです。「今日はメインキャラクターの特徴について絵と文を書いてみましょう!」といったような内容などの指示があります。書いてから先生に写真を撮ってメールで提出しました。

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-BREAK TIME-

休憩時間の欄には、「散歩しましょう!」とか「スクワット、シットアップ(腹筋)、ジャンプを10回しましょう!」など体を動かす課題がアドバイスとしてスケジュールに記載されています。娘と一緒にやりましたが、おこもり生活中、運動不足で太った私の体にはなかなかききます(笑)

そのほか、算数とリーディングについては学校側が用意した「アプリ」も指定されています(もともと配られたipadに入っています)。先生からはとにかく算数とリーディングは毎日やりましょうというアドバイスなので、子供達も楽しめるアプリは平日も週末も大変助かっています。アプリというのは親が選ぶとなると沢山ありすぎて、結構悩むものですがこうして学校側が契約して提供してくださると安心して使えます。

ライティングを終えると1時間半のランチタイムです。午後は、曜日ごとに美術、音楽、体育、科学など子供も大好きなクラスの課題になっています。


-ART-

アートの先生は若い男性の方でコンピューターにも強いのか、1週目にからすぐにYoutube(限定公開)を作って用意してくださり、実際に教えてもらっている臨場感を味わえました。ひたすら模様を描き続ける練習?なかなか素敵です。来週はクラフトだそうです。

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-MUSIC-

音楽の先生は若い女性の先生です。この音楽の先生はとても規律と集団行動を大切にされている先生で、きちんと一列に並ぶとか、皆で息を合わせるとか、実際の授業は体育会授業さながらのようです。先生はバイオリニストということもあり、度々学校のイベントでその素晴らしい腕を披露してくださいます。オンライン学習の1週目は外部の素材を課題として使っていましたが、2週目から限定公開のyoutubeを作ってくれました。画面の中に先生がいると子供もより楽しそうです。

1週目の音楽の課題でリンクされていたYoutubeがとても良く、私もずっと見入ってしまいましたのでご紹介します。視聴回数見るとこのsomething just like this ↓はとても有名みたいですね。2つ目の動画も夢心地になりました。さすが音楽の先生、クオリティ高いチョイスです!


-PE-

体育の授業はアメリカではPE(Physical education)と呼ばれています。PEの先生は若い男性の先生です。運動は楽しのが一番!といった感じで、いつも授業がゲーム感覚にあふれているそうで子供達に大人気の先生です。この体育の先生が課題に選んでくれた動画もとても楽しいものでした。よかったらご一緒に!結構ハマります(笑)

そして、もう一つ。こちらはすでにアメリカのキッズに人気のキッズヨガ。子供達もyoutubeでお馴染みです。余談ですがこのインストラクターさんが娘の歯医者さんに見た目もテンションもそっくりで娘もこのインストラクターに並並ならぬ親近感を持っています。こちらも大人も一緒にどうぞ!



-SCIENCE-

他の先生方とは打って変わって、科学の先生はとてもアナログ派。課題が書かれたドキュメントが添付されていました。この日は「家族と外に葉っぱを拾いにいって観察しましょう!」という課題でした。いつも学校で使っていたサイエンスのノートに書き込んで先生に写真を撮って送りました。これはこれで自由研究みたいで楽しそうです。

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以上、基本2:00-3:00はチェエクインという時間となっていて、Zoomクラスミーティングがある日もあれば、ない日もあり、割とフレキシブルです。フレキシブルといえど、やはり決められたスケジュールや課題があると1日のルーティーンが決まってくるので精神的、身体的にも健康的でありがたいことだなと思いました。また、小学校に入ると様々な教科も始まり担任以外の先生方となかなかお会いすることがありません。今回リモートスクールになってから、先生方のお人柄や授業風景を伺うことができて、親としても素敵な先生方に教わっているのだなととても嬉しくなりました。

さて、皆さんはどのリモート授業がお好みでしょうか?私はやっぱり音楽と体育です(笑)今日もお読みいただきましてありがとうございました

Mahalo!

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