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期待しない

「何で〇〇してくれないの?」
「何でそんな事もできないの?」
何で?・何で?・何で? … イライラする。

職場、友人、夫婦、子育てなど、様々なシーンで一度は感じられた事もあるのではないでしょうか?

そして、このイライラがなかなか消えない…
サッ!と切り替えて楽しく過ごしたくても何だかモヤモヤする。

そして、そんな時に限って火に油を注ぐような些細な事が起きるんですよね…

 ・飲み物をこぼす
 ・机の脚に小指をぶつける
 ・脱いだ服が散乱してて気になる  とか

いつもならそこまで気にならない事や滅多に起こらない事がそんな時に限って起きるんですよね…
そして更にイライラが増していく…
負のループとはこの事です。

どうですか?
思い当たる節はありませんか?


今日はそんな感情を上手くコントロールするための…
いや、そもそも抱かなくするための方法について触れていきたいと思います。

"何で"の原因


イライラ、モヤモヤの発端となっているこの「何で」と言う感情はどうして生まれるのだろう?何が原因なのだろう?
それは「あなたの期待の押し付け」ではないでしょうか?

相手に対して無意識のうちに「〇〇してくれるはず」「〇〇できるはず」と期待をしてしまっているのです。
その期待に対して思い通りにならないからこそ不満が生まれ、イライラ、モヤモヤの感情が生じているのです。

"良い意味で"期待しない


では、どうしたらこの感情をコントロールできるようになるのでしょうか?
それは「期待をしない」ことです。

えっ!?期待をしない?と思いましたか?
そうです。期待をしないことです。

とは言っても、誤解をしないでいただきたいのは「どうせできないでしょ?」とか「どうせやらないでしょ?」と言うネガティブな意味ではありません。

ここで言う「期待しない」とは、ポジティブな意味で「〇〇できたらラッキー」「〇〇してくれたらラッキー」と言うレベルまで期待値(相手に求めるハードル)を下げることです。

この思考であれば、仮に相手が「期待しない」こと以上を「してくれた」「できた」際には、感謝嬉しいと言ったポジティブな感情が生まれます。

例えば、サプライズのプレゼントを貰えたら嬉しいですよね?

逆に自身の誕生日に「プレゼント楽しみだな」って期待をしていてプレゼントがなかったら「何で?」「はっ?」って悲しい、不満な思いになりますよね?

それと原理は一緒です。
自身の期待値を上手に調整して、予想外の割合を増やす工夫をしてみましょう。

まとめ


人は例え家族や血を分けた親子であっても一人ひとり個性や感情があります。
相手に対して「自身の期待」を押し付けてしまうと、それにそぐわなかった際には「不満の感情」となり、イライラやモヤモヤが発生する原因となります。

良い意味で期待をせず、自信が「相手に求めるハードルを下げる」ことで予想以上のことが起きた際に「満足な感情」が生まれ、自身の気持ちも高揚させることができます。

それにより心に余裕も生まれ、自分にも相手にも優しく過ごすことができる精神状態が作れるようになると思います。

ちょっとした思考の工夫で大きく変わります。
今日からでも是非試してみてはいかがでしょうか?


みなさんが心も身体も健やかに、充実した毎日を過ごせますように。

心のあり方で景色は変わる

では、また次回。

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