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自分軸のススメ〜後編〜

~前編のつづき

⑥自分軸を持つには


では、他人軸から自分軸へとシフトチェンジしたい人は、どうしたらいいのか。

今まで何十年も他人軸で生きていた人が、いきなり自分軸で生きよう!っていうのはかなり難易度の高いことだと思います。だから、いきなりぜんぶを変えようとしなくていいので、すこしずつ、すこしずつ、試してみてくださいね。

まずは、じぶんと向き合う時間をすこしでもいいから作ってみてください。(みなさんそれぞれ忙しいと思うけど、移動時間とか、お風呂入ってるときとかね。ぼけーっとでいいですからね。)

・わたしはほんとうは、何がしたいの?
・わたしは何してるときが楽しいの?リラックスして過ごせるの?
・わたしはどんな風に人生を歩んで、10年後20年後、30年後…どうなっていたいと思ってる?
・わたしはどう自分の人生を振り返って、死んでいきたい?

ふと、ご自分に問いかけてみてください。世間一般的な価値観とか、普段から身近なひとに言われることとか、一旦ぜんぶ頭の中からとっぱらって。(それらはもしかしたら、あなたを他人軸で生きさせている原因になっているかもしれないから。)

自分に投げかけてみた疑問たちにアンサーを出してみてください。ゆっくり、じっくり。分からない部分はとりあえず保留でもいいんです。とにかく、「自分にとってほんとうに大切なことってなんなんだろう」っていうのをメインに。

みなさんどうでしたか?
たぶん、ほとんどの方が答えを出してみたら、"今のリアルなじぶんのしてること"と、"じぶんがほんとうに大事にしたいこと"の狭間に、ズレやギャップがあるんじゃないかと思うんです。

このズレやギャップを、すこしずつ埋めていくんです。急にすべては変えられない。変えられる範囲で、自分の考えや行動を変えていく。

例えば、

ずっと親の価値観を押し付けられて、それに縛られて生きてきた人。親の期待に応えることばかりを優先して、ほんとうにやりたいことを押し殺して頑張ってきたひと。(わたしもずっと、そうでした。)
それはほんとうにあなたのしたいことですか?
期待に応えすぎなくて、もういいです。あなたの人生なんだから、あなたがしたいことをしたいようにやってったらいいんです。(その生き方は、"親不孝"とは別物です。)

昔誰かから、容姿のことを酷く言われて、それをずっとコンプレックスとして抱えながら生きてきた人。(ちなみにわたしもそう。中学の同級生から、「あんたは目が小さい、鼻が低いから整形しろ」と言われたのをずっと気にしていました。)
だけどもう、そんなやつのこと思い出して苦しまなくていいです。どうせそいつあなたを傷つけたこと忘れて、今頃呑気にプリンでも食ってます。
あなたのことを心から愛してくれる人は、あなたの容姿批判なんてしないし、自分で自分の容姿を、「わたしはこれでいいんだ」って認めてあげれたらそれでいいじゃないですか。あなたは美しい。

周りのカップルが幸せそうなのを見て、わたしも恋愛しなきゃ、はやく結婚して子ども産まなきゃ、って焦ってるあなた。
…ほんとうに、それは自分の意思ですか?あなたはほんとうに、結婚したいですか?
もしそれがあなたの心からの希望なら、そうしてください。でももし、「周りの人たちみたいにならなきゃ」という考えのせいで焦っているんだったら、その焦りはいったん捨ててみてほしいです。
たぶん、焦った状態で見つけた相手と結婚しても、後悔することの方が多いと思います。ゆっくりでいいじゃないですか。40代でも50代でも、何歳でも。結婚しないで、生涯独身で幸せに暮らしているひとだっています。

絶対に覚えていてください。

これはあなたの人生です。あなたの人生は、ほかの誰のものでもない、あなたが主人公の物語なのです。

世間や人から言われることばかり気にして、自分のやりたかったことや大事にしたかったことを後回しにしていると、人生はどんどん進んでいきます。時間は止まってはくれません。人生100年時代とかいうけれど、だとしても、もしかしたらあっという間かもしれません。縁起が悪いと言われるかもしれないけど、正直、いつ、ぽっくり逝ってしまうかもわからないですよね。

だから、主人公であるあなたが、後悔しないように、人生を楽しんで生きてほしいのです。他人軸という呪縛から、解き放たれてほしいのです。

漫画の主人公がラストシーンで、「ああ、ほんとうはこうやって生きたかったのに!他人のいうことばっか気にしてなんにも出来なかったじゃないか!」とかなんとか言って後悔しながら、野垂れ死んでたら、後味悪くないですか(笑)

どうかドラマティックでロマンティックな生き方・逝き方をしてください。

⑦わたしが"自分軸"になってよかったこと


まずね、自分軸で生きた方が、圧倒的に楽です。

だって、人の目ばっか気にしたって、めっちゃ疲れるじゃないですか。っていうか世間とか他人って、あーだこーだわたしたちに言ってくるけど、結局それに応えても、その人たちはわたしになーんにもしてくれないじゃないですか。お金も仕事も、住む場所も食べ物も、与えてくれないじゃないですか。

他人は言いたい放題なんです。彼らには責任がないから。言わせておけばいいんです。だったら、そんな人たちの評価よりもじぶんの価値観で、じぶんのやりたいことをやりたいようにやって生きてったほうが、楽しくないですか?

それから、わたしは自分軸で生きれるようになってから、人と自分を比較して落ち込むことが少なくなりました。自分で自分を認めて、褒めて、評価してあげれるので、もう人から評価してもらう必要がなくなったんです。だからわたしは、今のわたしが好きです。世界中の誰よりも、大事にしてあげたいです。

⑧最後に

以上、今回は「他人軸でなく自分軸で生きていこう」というテーマでお伝えしました。

急に変わるのは難しい。けど、意識するのとしないのとでは、ぜんぜん違う。だから、わたしから今回お伝えしたこと、ちょっとでも頭の片隅にいれて、それで楽になってくれる人が1人でもいたら、わたしはとても嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

また、呪縛にがんじがらめにされている人類のために、いい記事を書きます。待っていてください。

自分のこと、すこしずつ好きになってね。

Shio

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