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私、新卒2年目で会社を辞めて家も捨てました。

こんにちは、菅田菜摘(なつぽん)です。

実は私、2022年7月、
新卒で入った会社を1年3か月で辞めました。

そしてなんと、
東京の家も捨てちゃいました!

(※アイキャッチの画像はイメージで
公園に住むわけではありません。)


そしてなんと
これからは・・・

旅するフリーランス女子なつぽん

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的な感じになります♪(笑)

というわけで、このnoteでは、

★なぜ、新卒で入った会社を辞めたのか?
★なぜ、新卒2年目で独立、フリーランスになろうと思ったのか?
★なぜ、家を捨てることにしたのか?

そんな事を書こうと思います。


会社員から独立してフリーランスになるという、
それなりに大きな決断の裏側をお伝えできればと思います。


親に内定承諾書を破られてでも、
入った会社を辞めたワケ


私の就活はというと、

「親の大反対を押し切ってでも、第1希望の会社に就職した」

わけですが、
そんなに入りたかった会社を1年3か月で辞めたのは
なぜ???ってなりますよね。

以前から私のnoteを読んでくれている方は
もうご存じかもしれませんが、

実は、この1年3か月で、私の人生観を変える
様々な出来事があったからです。


ド・ド・ド・怒涛の1年間


まずは、私のここ1年間の出来事を簡単にまとめると、

友達に話すと、「本にできそう」と言われます(笑)

(いつか、したいです!)


そして、私にとって1番ショックで大きな出来事だったのが母が亡くなったことでした。

なぜ、会社を辞めたのか?


1番大きな理由は、
母の死をきっかけに将来について考え直したから。

私は、新卒で社員数30人程度のITベンチャー企業に就職し、ライティングのお仕事をしていました。


カンタンに言うと、文章を書く仕事です。

自社のオウンドメディアの記事執筆、編集、セールスコピー、インタビュー、Wantedly運用、イベントのMCなど…

新卒1年目から、本当にたくさんの経験をさせてもらいました。


しかし、母の死をきっかけに、
「自分の将来」「本当にやりたいこと」「人生の短さ」「仕事の意味」について深く考えるようになったのです。


私の仕事って価値あるの?


企業の一員として働いていると、
自分の仕事の意味など考えずに、
働いていることが多いと思います。


就活中は、「こんなことをしたい!」と
思って入った会社でも、

実際に働いてみると、
目の前の仕事にいっぱいいっぱいになって、
本来のやりたい事や仕事の意味を忘れてしまっている…


これは多くの人が通る道だと思います。

かく言う私も、そうでした。


いくらベンチャー企業で、
裁量権があって、
挑戦できる環境があって、
頑張り次第で昇給できるといっても、

1日8時間、会社に行っていれば
最低限のお給料がもらえる。


そこに、なんとなく
甘えてしまっていました。
(普通なんだけどね!笑)


そんな自分に警鐘を鳴らす、
ある1つの出来事が起こりました。


目の前の人が苦しんでいるのに、
何もできない私


冒頭でもちらっと言いましたが、
私の母は2022年の5月に亡くなりました。

最後の1か月間、私は実家に戻り、
一番側で介護をしていたのですが、
その時の自分の無力さに絶望したのです。


母が痛みで苦しそうにしていても
起き上がれないと言っていても
食事が思うように取れなくても

背中をさすってあげる事しかできない私。


訪問介護だったので、
あまりにも母が苦しそうな時は、
看護師さんに来てもらっていました。

看護師さんのスムーズな看護
手慣れた治療
こっちまで安心させてくれる声かけや気遣い


素人では到底真似できない、
医療業界のプロの仕事に私は感動しました。

しかし、それと同時に、
自分の仕事への疑問が浮上してしまったのです。


え、私って何ができるん?
え、私の仕事ってだれかの役に立ってるん?

え、私、1年間東京で何していたん?

そう思い始めたら、もうおしまい。

この1年間、病気の母を置いて上京した自分を
心の底から恨みました。


パソコンやスマホ、仕事のために買った本も、
もう何もかも捨てたくなりました。

本当に冗談抜きで、
一生畑を耕して暮らそうか悩みました。(笑)

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加えて、私の兄は建築士。
兄の奥さんは、看護師さん。

どちらも、この世の中になくてはならない仕事です。

いわゆる、「エッセンシャルワーカー(必要不可欠な仕事)」に対して、すごく憧れを抱いたのです。


ではなぜ、今私がこうして再び文章を書いているのか?

それは、大変ありがたいことに・・・
絶望の中にいた私に手を差し伸べてくれた存在がいたからでした。


1通のDM


「もうデバイスなんぞ全て捨てて、Wi-Fiも届かない場所で、おばあちゃんの畑のお手伝いでもしようかな~」

そんなふうに考えていた時です。


久しく動かしてなかったTwitterから1件のDMが届きました。

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それは、私が半年以上前にあげたnoteに対しての
あつい、あつ~い1200字文字を超えるコメントでした。


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私の書いた文章がきっかけで、
1人の人生が変わってる!

もう、涙がとまりませんでした。

タイミングもタイミングです。
母が亡くなって次の日に来ていました。


そして、奇跡は続きました。


noteからの仕事のお誘い


なんと、この“私の書きたいことしか書いていないnote”
を見てくれた人から初めて仕事のお誘いが来たのです。

「実は、文章を書ける人を探してて、
なっちゃん、一緒に仕事しない?」

正直、めちゃくちゃ嬉しかったです。


その時は、タイミングと前職との兼ね合いもあり、
このお話自体は流れてしまったのですが、
本当に勇気づけてくれた出来事でした。


発信についてコメントをくれた人、
応援していると背中を押してくれた人、

この人たちのおかげで、

私の「書く」仕事でも、人の役に立つことはできるんだ。
必要としてくれている人は、いるんだ。

そう、実感することができたのです。


こうして、「24歳池袋OLが農家へ大転身!」の道は一旦先送りになり、こうしてまたライターとしてこの世界に戻ってきました。

「いつかフリーランスになりたい」じゃ、
叶わない!

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こうして東京に戻った私は、
改めて自分の将来のことについえ考え直しました。


そして目に入ったのは、5.5畳1間の部屋に貼ってあった
「ビジョンボード」

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ビジョンボードとは、
理想やなりたい自分の姿に近い画像を集めて貼った、
いわゆる、未来予想図のようなものです。


そこには、

25歳で、自分の本を出している私
27歳で、海外で仕事している私
30歳で、大きな一軒家に家族と犬と住んでいる私
1000人の前で話している私
エミレーツ航空のファーストクラスに乗っている私
おばあちゃんになっても、楽しそうにホームパーティーしている私

そんな姿がありました。


これらは、全てうそ偽りない、
自分のなりたい姿です。


その一歩として、「独立する」という
1つの階段があったのです。

そして、その階段がなんだか目の前に
うっすらと見えたような感覚がしました。


「いつかなりたい」じゃ、叶わない!

だから今、なる!


以前のnoteでも書きましたが、私は11歳で父、
23歳で母を亡くし、
「人の死」について考えることが多々ありました。


人はいつか死ぬし、
人生なんてあっという間。

ましてや、時間もお金も全て自分のために
自由に使える20代なんて、ほんと一瞬。


母が亡くなって、まだ1か月。
父も母も、もうこの世界にはいないけど…


こういうタイミングだからこそ、
変われるチャンスだと思って挑戦すると決めたのです。

家を捨てる決断

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また、今回もう1つ大きな決断を下しました。

それが、「家を捨てる」こと。


これにはいくつか理由があります。

・フリーランスになってどこでも仕事ができるようになったから
・どうせなら、いろんな所に行って暮らしてみたかったから
・いつでも身軽に海外に行きたかったから
・東京の家賃を節約したかったから


また、この決断の裏には憧れの人の存在もありました。

それが、旅する起業女子として活動されている
ハルナさん。

世界には、私よりも、もっと行動してパワフルで
楽しそうで人生エンジョイしている人がいる!


そう知って、「家なくしたら、なんか変わるかも♪」
というノリで家を捨てることにしました。


(※来月からは、backpackers homeという
シェアハウス×ゲストハウスサービスを利用して
全国転々とする予定です)


このこともまたnoteに書きます!

最後に

また新たな挑戦をするわけですが、
この決断の裏には、支えてくれた多くの人、言葉がありました。


まずは、全てのきっかけをくれた前職の会社。
ここで私は、「書く」仕事と出会い、
1つの武器を手に入れることが出来ました。

そして、そこで出会った先輩や同期、後輩、
仕事経由で繋がった経営者の方々。

SNSなどで応援して背中を押してくれた方々。

最後に、いつも心配してくれる家族。


ここでは書ききれないほど、
沢山の感謝と伝えたい思いがあります。

これからの自分の人生を作るのは自分自身。
自分らしく、力強く歩いていこうと思います。

最後に私の好きな言葉で締めくくります。

Live the life you love

Love the life you live

(自分の愛する人生を生きよ、
そして、自分の人生を愛せよ)


最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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