マイクロ・サクセスの記録で、小さな成長に喜びを
最近私が大切にしていることは、日々の小さな成長を大切にすることです。
今回は、その小さな成長を実感するためのマインドと、マイクロ・サクセスの記録について書きたいと思います。
目標設定だけでは、私たちは走りきれない
目標設定をする際に「マイルストーン(中間目標)を設定する」、「目標・手順をスモールステップに細分化する」といったことが効果的であるというのは聞いたことがあるかもしれません。
しかし、細分化したところで毎日必ずそのマイルストーンにたどり着けるとは限りません。
特に真面目な人、完璧主義な人は理想が高すぎて、マイルストーンも現状から相当離れたところに設定しがちになります。
マリオメーカーで、「最難所の後ろに中間ポイントがあるせいで、中間ポイントがある意味ないよ!」みたいな感じです(伝われ)。
上の画像を見て、「大袈裟じゃないか」、「そんな後ろに大量のマイルストーン置く人なんているの?」と笑うかもしれませんが、挫折する人は結構やってると思います。
少なくとも、私はそのうちの一人です。
また、仮に正しいステップ分解ができたとしても、私たちは毎日同じペースで前に進めるわけではありません。
調子の悪い、モチベが上がらない、他のことが忙しくて手を付けられなかった、様々な理由で想像していたとおりに計画が進まないことが多々あります。
このとき、明確な目標ばかり追っていると「今日も達成できなかった」、「私って才能ないんだな」などと落ち込んだり、「この先もどうせ無理だな」とやる気を失ってしまったりします。
今日の小さな成功に目を向ける
そこで私が最近心がけているのが、小さな成長―マイクロ・サクセスに目を向けることです。
人間が前に進むために、最も必要な原動力になるのは前に進んでいる感覚です。
人にバカにされそうなくらい小さなことでも、目標とは関係ないことでも、昨日の自分より1ミリでも前に進んでいればそれは成長です。
今日の私で例えれば、noteに2つ目であるこの記事を投稿できたのはマイクロサクセスです。
「2記事目なんてさすがに誰でも到達してるよ」、「ランキングに載るnoterさんは毎日投稿してるよ?初っ端から1日空きましたが?」と私自身思ってしまいそうになります。
でも、これは紛れもなくnote習慣化のための1歩であり、私史上では達成していなかったことなので、誰になんと言われようとマイクロサクセスです。
他にも、
見ず知らずの人のために、ドアを開けてあげられた
いつもよりベッドから起き上がるのが2秒早かった
めんどくさいと思いながらも、自炊できた
あまり親しくない同僚に、ぎこちなかったけど自分から話しかけられた
などもマイクロサクセスだと思います。
マイクロ・サクセスの記録のしかた
「マイクロ・サクセスの記録」というワーク自体は、『YOUR TIME(鈴木祐・著)』という時間術に関する本に書かれていたものです。
このワークの本来の目的は、時間想起*がネガティブすぎる人が「自分は意外
と前に進んでいる」ということに気づくことで、否定的な想起を改善させることです。
時間術として取り上げられていますが、自分に思いやりを持って接するという意味ではセルフコンパッションのような側面もあると思います。
実際、私はその効果を期待して実践しています。
ワークの手法は単純で、
たったこれだけです。
たったこれだけですが、継続しているうちに自己否定的な感情はだいぶ減ったと感じています。
それどころか、これを意識し始めたことでモチベーションが向上して、成長のスピードが上がった分野もあります。
少しずつ進む私たちに喜びを
目標を持って生きるのは大切です。時には反省も必要です。
しかし目標ばかり見ていると、目の前の小さな成長に気付けなくてなってしまいます。
また、それが結果的に目標達成の妨げになってしまうこともあると思います。
あなたも毎日少しずつ進む自分に、喜びを見出してみませんか?
きっと、さらなる成長への手助けとなってくれると思います。
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