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珈琲日記 in ロンドン #7〜後半戦開始。目標について考えたこと。

留学の折り返しが来た。つまり、もう後半戦。最初に書いた目標は、当時の自分の「評価軸」なら達成しているのではと思う。ボランティアをしたら「日本人」だから差別されて、良くも悪くもマイノリティを体感できたし、色んな人の話す「ことば」と向き合えた。だけど、今の自分としては満足していない。まだまだだ。

そう、人は変わり続けるんだ。

そんなことを思いながら、今回もコーヒーを飲みにカフェへ。ここは、チェーン店で値段もリーズナブルだけど、内装がスタイリッシュで大人な空間。コーヒーも悪くない。周りの客は商談帰りと思われるサラリーマンや、Macで課題に格闘する大学生などなど。日本で例えるなら、少し安いタリーズコーヒーみたいな感じだ。

アフロ系のバリスタにラテを入れてもらい、席につく。今日はロンドンの割にはいい天気だ。

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人は変わり続ける、だから、今を大切にしないといけない。そんなことはわかっているつもりだった。でも、今を見たくない時もある。最近はいつも日本に帰ったら未来の姿ばかりを探っていた。正直、自分の留学プログラムに満足していないのもある。誕生日も、クリスマスも、正月も異国の地で過ごし、日本が恋しくなった。その上、留学が終わったらそろそろ本格的に将来を考えていかなきゃいけない。そんなことに焦っていた。目の前にある、素敵な空間に目をつぶり、目の前には見えないものに手を届けようとした。

よく、色んな本が「ゴールを見据えて行動しろ」ということを唱えている。だけど、それは「ゴールを達成できるように行動しろ」というわけではない。

ゴールを「見据えて」、今やれる最大限のことを今しかできないことを全力で行え

ということだと思う。

人は変わる。ゴールを立てたときの「ゴール」が変わる時もある。だから、ゴールを掴むんじゃなくてゴールを飛び越えるニュアンスの方がよいのではないかと思う。

留学は、価値観や考え方がものすごく変わる機会だ。だからこそ、「自分は変わり続ける」ということを念頭において、目標を修正し続けないといけない。

ということで、後半戦。頑張ります。

#留学 #イギリス #ロンドン #コーヒー #カフェ #女子大生 #エッセイ

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