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珈琲日記 in ロンドン #2 主張について考えながら。

今日はカフェ気分じゃなくて、図書館でちゃんと勉強しよう。多民族国家について考えるぞ!!!そう決めていたはずが、カフェでオシャレなラテを飲んでいる。気まぐれな日曜日だ。

というのも、ちょっとメンタルが死んでしまった。ネット耐性がないくせに、自分の考えを主張している自分にとって、たまに来る「批判的なコメント」は正直キツイ。昨日今日と日本ではセンター試験があって、その回顧的なつぶやきはやっぱり側から見て辛辣だったらしい。今までの仲の良い人がいない異国の地で生きる今の自分にとってはかなりのダメージを喰らう。そんな傷を癒しに、行きつけのカフェに入った。(帰国したらお店の名前を公表していこうと思う。)

ここのカフェは凄くシンプルだけど、コーヒーも食べ物も丁寧な味で凄く好きだ。客は学生からシニアまで。政治の話からプライベートの話までいろんな話題が飛び交う。天窓からはロンドンの空が見える。今日は珍しく青空だ。

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主張は、ある人を擁護し、ある人を傷つける。

そんなことを、今回の批判から学ばせていただいた。実際にそうだ。今の日本で話題になっている"withyellow" だって、確かに正しいことかもしれないけど、それがどこかである人を傷つけているかもしれない。その「傷つけられている」という認識は、相手の「誤解」から来るものもある。その「誤解」は、「主張する人の伝え方」に問題があるから生まれてしまう。

「伝える」ことは難しい。

でも、その「伝え方」を磨いていかなければ相手を傷つける主張をし続けるだけだし、訴えを届かせたい人に届かない。

まずは、

相手目線になって考える

ブラックボックスを見つける

ことから始めようと思う。今回のツイートはかなり「自分」に走ってしまった。自分語りな主張は「自分」だけでは完結しない。社会の中で生きている以上、誰かを巻き添えにしないと成立しない。だから、自分の考えのためにお世話になる「相手目線」になる機会も必要だ。その相手にちゃんと敬意を払うには、自分の主張ばかりで見えなくなっている「ブラックボックス」を見つけてつぶすしかない。

自分が傷つかないために。そして「知らない誰か」を傷つけないために。

#長期留学 #Twitter #女子大生 #カフェ巡り #コーヒー #ロンドン #エッセイ

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