見出し画像

本屋大賞2024 ノミネート2作を読んでみて‥

こんにちは。
今年の本屋大賞の発表がついに明日となりました。
ノミネート作品が発表された日からワクワクしていました。
毎年ノミネート作品を読破!というようなことはできていませんが、気になった作品を何冊か読んだり、読書系YouTuberの方の紹介動画を見たりして、本のお祭りのような気持ちで楽しんでいます♪

今年はノミネート前から気になっていた作品を2作だけ読みました。
積読も溜まっているし、金銭的にも全制覇は難しい・・・泣



リカバリー・カバヒコ 著:青山美智子

青山さんの作品は自分に寄り添ってくれるような作品が多く、私の大好きな作家さんです! 今年もノミネートされて嬉しいです!

「不安っていうのも立派な想像力だと、あたしは思うね」
「不安っていうのは、まだ起きていないこととか他人に対して抱くものだろう。それを思い描けるっていうのは、想像力がある証拠」

P.121

何が好きで、何が苦手で、何が楽しくて、何がつらいのか、試しながら覚えていくんだ。
誰かの目を気にして、カッコ悪い自分を見せないように、笑われないようにって縮こまっていたらきっと、それがどんなことなのかわからなくなってしまうだろう。

P.180

それぞれの悩みを抱えた5人とカバの遊具(カバヒコ)の短編集です。
「あ~その気持ち分かるな~」って思いながら読みました。
読了後には温かい気持ちになれます。


成瀬は天下を取りにいく  著:宮島未奈

発売当初からうちの長女が読みたがっていた本です。
初めて聞く作家名と、内容が私好みだろうか?という疑念から、なかなか購入には至らなかった作品でしたが、よく見るYouTuberさん(Masaki Books)が推していたのと、今回本屋大賞にノミネートされたこともあって、購入してみました。

結論から言いますと…
本当に面白かった!!
もっと早く読めば良かった!!
です。


「やってみないとわからないことはあるからな」
ーーーたくさん種をまいて、ひとつでも花が咲けばいい。花が咲かなかったとしても、挑戦した経験はすべて肥やしになる。

P.187

周囲の目など関係ない! 
自分で決めたことに突き進む成瀬の姿に爽快感を感じました!
語り手が変わりながら、そして最後は成瀬の視点から…
続編が早く読みたい! その後は? と成瀬の今後が気になる作品でした。
※続編「成瀬は信じた道をいく」も発売されていますが、まだ読めて(購入できて)いません(泣)
この作品がデビュー作とは、凄いです!


他のノミネート作、「君が手にするはずだった黄金について」も気になるし、「水車小屋のネネ」も以前から読みたかった作品でしたが、読めないまま明日の大賞発表を迎えることになりました。
「星を編む」は前作の「汝、星の如く」を積読にしているので、読むにも至りませんでした…

個人的には「成瀬」が大賞をとるのでは?と思っています!
2作しか読んでないけど(笑)
誰かにオススメしたい本です!
今は娘が学校の読書時間で読んでいます。

明日の発表が楽しみです!!



この記事が参加している募集

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?