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広島から金沢へ、往復5000円で行ってきました【後編】

前編はこちら。


【Day2 つづき】

金沢駅前のバスターミナルではバスの1日フリー乗車券が600円で売られており、この日はそれを購入。もちろん乗れるバスの種類や範囲は決まってますが、金沢市中心部周辺の観光地なら大体行けると思います。(詳細は各自ご確認ください)


まずは近江町市場。
近江町市場は海産物を扱っている店舗が多く、蟹、海老、ホタテや牡蠣、ウニ、鮮魚、刺身、干物、昆布……ととにかく豊富。
店頭で食べられるところもあちこちにあり、牡蠣を1粒だけとか海老を一匹だけとかちょっとずついろんなものを食べられるのが本当に楽しそう。
店頭で焼いてくれるお店などもあります。友人もその日はホタテを、翌日は海老を食べていました。

他にも加賀野菜や果物、お肉やお土産屋さんなど色々あって実はあまりお魚が得意ではない私でも見てるだけで本当にワクワクする楽しい場所でした。

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店舗によっては撮影禁止のお店もありますので要注意です


近江町市場からまたバスで移動して次は主計(かずえ)町茶屋街とひがし茶屋街へ。
敷居が高そうな、一見には少し入る勇気の要りそうなお店が立ち並ぶエリアや、観光客向けになっている場所などありますがどちらも街並みは歴史を色濃く感じる風情と当時の文化に触れられる素敵な場所でした。

ひがし茶屋街の中田屋さんで買った栗のきんつばがめちゃくちゃ美味しかったです(栗のきんつばは10~12月の期間限定らしい)


主計町茶屋街


中田屋さんで買った栗のきんつば


ちなみに私たちの滞在日程3日とも100%に近い降水確率だったのですが、雨に降られたのはこのひがし茶屋街にいたわずかな時間のみでした。

他の時間も何度か降ってはいたのですが運良く屋内やバスにいる時間で、そのときも見えた範囲ではパラパラと降ってまたすぐ止む程度でした。


金沢には「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉があるように雨のよく降る地域だそうですので、訪れる方はぜひ傘を持っていかれた方がよいかと思いました。


その後はさらにバスに乗り、野田にあるPatisserie & Parlor Horita 205さんへ。

ここは上に書いたバスのフリー乗車券のエリアからははずれてるので追加料金が必要です。
追加料金は単純に差額を払えばいいということでなないので要注意です。
たとえばフリーパスで乗れる範囲の料金が250円だとして、降りるときに料金が300円だったとしたら差額の50円を払えばいいということではありません。エリアをはずれたところから乗ったと仮定した金額分を払う必要があるのでたとえば初乗り料金が170円だったら少なくとも170円は必要になります。
(正確な情報は各自ご確認ください)


観光地からは離れた住宅街の中にあるお店は広々としており眺めも良く、お客さんもいっぱいでした。

八百屋の堀他(ほりた)さんが運営しているお店のようで金沢駅や香林坊大和にも店舗はあるのですが、ここに来ないと食べられないパフェなどがあり少し遠いですが野田まで行ってきました。(スイーツに限らず食事もできるようです)

目移りしてしまうほど美味しそうなパフェやケーキやアイスのメニューを見て散々悩み、私はマスカットのパフェに。


Horita205さんのマスカットのパフェ

食べても食べてもマスカットが出てくるほどごまかしなしの最高のパフェでした。本当に美味しかった。

お腹いっぱいになりながら夜ご飯を食べるお店の予約をし、一旦ホテルに戻って休憩。
その後予約をしていた「地酒とおばんざい ひまり」へ。

金沢駅からもそう遠くないので歩いて行けます。
日本酒の品揃えが良さそうなところと食事が美味しそうなので選びましたが、これまた最高でした。
食事もめちゃくちゃ美味しかった。

もつ鍋はこのあと雑炊にしてもらいました


【Day3】

金沢最終日。16時には金沢発のサンダーバードに乗らなければなりません。

朝食は各自前夜にコンビニで買ったものなどで部屋でそれぞれ軽く済ませています。ちなみに私は前日のHoritaさんで買った塩パン…美味しかったです。

この日もバスのフリー乗車券を購入して出発。
兼六園→金沢城と観光し、定番の箔一の金箔ソフトを食べました。

箔一の金箔ソフト
兼六園
兼六園


その後香林坊大和にあるお麩料理のお店「FUMUROYA CAFE」で昼食。
私お麩とゆばのあんかけどんぶり、友達は生麩カレーを頼みました。

お麩とゆばのあんかけどんぶり


写真の真ん中にある牛肉のしぐれ煮のようなものは、牛肉ではなくお麩のしぐれ煮でした。美味。

私たちは食べられませんでしたがフレンチトーストやあんみつなどスイーツもありました。


本当はそこで旅は終わる予定だったのですが、時間も余っていましたしどうしても忘れられないものがあり再度近江町市場へ。

前日訪れたときにいかの塩辛を売っているお店を見たのですが、美味しそうだし安いしで2人とも虜に……ただその日はまだ旅行の日程が残ってるので買って帰るわけにはいかないし、300円程度の塩辛をクール便で送るのか……と悩んで一旦スルーしたのでした。

その夜におばんざいのお店で食べた塩辛も(もちろん近江町市場で見たものとは違うでしょうが)ゆずが効いていてめちゃくちゃ美味しかったのが塩辛への未練に拍車をかけ、「あの塩辛は買って帰ろう」と近江町市場に再度立ち寄ったのですが残念ながらその日は見つけることができず。
日曜日で人も多かったですし、時間も少し遅かったので売り切れてしまったかな……


前日「ひまり」さんで食べた塩辛  絶品でした


というわけで目当てのものは買えずでしたが本当に楽しい場所でした。
私はあまり魚が得意ではないのですが(海老、蟹、イカ、タコあたりは好き)それでも近江町市場や食事は本当に楽しく美味しく大満足でしたし、海鮮が好きな方ならもっともっと楽しめるはずです。

人生で初めての北陸でしたが、隣県の福井や富山も含めて海の幸は豊富なので次はもう少しだけ時期を遅くして蟹とか食べたい……蟹づくし。
香箱蟹(石川県)や加能蟹(石川県)、越前蟹(福井県)の解禁は11月6日とのことなので、来るのが1ヶ月早かったですね(蟹自体は10月でもたくさん売ってましたよ)

予定どおり金沢駅から新大阪駅までサンダーバードで帰り、新大阪の駅構内で駅弁を買い、新幹線で広島へ。

3日とも雨予報だったにも関わらずお天気にも恵まれた金沢旅行でした。
また絶対行きたい……

ここまで読んでいただきありがとうございました。

普段はこんな記事をメインで書いています。



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