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共演者・同級生セット券本日まで/課金したらシャッフルおじさんには会えなくなるんでしょう?

課金したらシャッフルおじさんには会えなくなるんでしょう?は、2年前の下書きでした。2年前にもそんなくだらないこと書いてたんですか。
30分までに書き終えるのを目標とします。あと23分。

共演者・同級生 事前精算とセット券の販売が今日までです。昨今演劇界を騒がせている架空予約対策でもありますが・・・セット券はキャンセル不可ですが日付変更可能なので、ぜひ、この機会にお買い求めいただければと思っています。

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上演時間、チラシに記載ありますが、90分程度です。つまり85分から95分の間ってことをチラシに書いたってことですね。

共演者、とその高校生版の「同級生」ということになりますが、
両方とも現代の話にしたかった(本当の高校生版だと「同級生」が平成の話になっちゃうんだけど、平成の話にしたくなかった)都合上、正確にいうとパラレルワールドになってます。が、リンクしてる部分もあり、ぜひどっちご覧いただければと思います。

共演者、は、まあ再演なのでネタバレもなにもないのですが、
短編→長編・島根→今回、と、3回目の再演です。中央にいる4人の劇団員たちは短編バージョンから変わっておらず、
まだ劇団化していないころ、「短編集をやる」「強い人たちが集まった」「女性俳優4名で」じゃもう楽屋ものをやるしかない、と思い至って書いたものです。楽屋で大喧嘩して欲しい、と言う気持ちから生まれた作品。

演劇やってんだからいろんな人がいるのは当たり前だよ。それを淘汰したら、何が残んの。お前の思い通りのお前しかいない舞台に何の意味があんの。想像力のない、凝り固まったフンみたいなババア、クソほど見てきただろ今まで!そうなるのか女優エェ!?人間としてさあハァ!?

共演者2020より

↑は今回バージョンで消えたセリフなので引用してみます。

逆にもう、現代劇じゃないのかも。人間たちがゴリゴリしすぎて。
ただゴリゴリ毒を吐く人達を見てきっとすっきりしてもらえると思います。
初演の時は笑いながら泣くっていうよくわからない現象が客席を包んでいました。いたよね?

今回は稽古前に書き直しを終わらせて、さぁ読み合わせだ!読むぞ!って読んでみたら、当時ともう年齢が違いすぎて、グルーヴが違いすぎて、その場でオール書き直しになりました。しました。決意して。やってしまった。
その結果少しずつ力の入れどころがシャープになって、棘はさらに鋭くなって、笑いがもっとシビアになってます。「俳優」の話です。お楽しみにしていて欲しい。誰にも言えない気持ちがある人、もしかしたら言うかもしれないから、ぜひ来て欲しい。

さて同級生は、というと、
高校生、最後の大会を控えて、というところで、共演者とともに主人公のまなみちゃんが脚本を選んでいる、というところから始まります。共演者が「俳優」の話だったら、同級生は「作家」の話です。
俳優4、顧問1、スタッフ1、帰宅部1という小さな演劇部に、ひとりの作家少女が顔を出すことになり・・・一丸となって大会を目指していきます。

学生生活っていうのは終わりが決まっていて、終わりに向かっているから記憶に残るのだと思っています。そう考えたら演劇だってそう。まあ長い目でみたら人生みたいなことなのかもしれませんが、でももっと最初のほうのはっきりとした終わり、、、、この話長くしはじめるとちょっと23時半を越えそうなので、この辺にしておきます。

珍しく、オーディションに来ていただいたメンバーが8割?9割?の座組です。
なんでオファーしなかったかっていうと、同級生、になるためにはその方が面白いかも、って思ったんでしょうね。8名芝居をね。やるぞーーーってすごい大変だから、期待してお願いしました。(本人たちにも言ってるけど)絶対劇団員には書けないセリフ・できない演劇が生まれます。ピュア、、、っていうとあれなんだけど、、、
大人の切実さと高校生の切実さってどっちがいいとかじゃなくて種類が違うよねって、今になっては思います。そのとき。その時しかない人。
なーんにもないと思っていたり、攻撃的になってしまったり、冷めてるようにみえたり、線を引いてしまったり、必死だったり、、そしてそんな高校生に関わる大人は、その責任を持ってそれに接しなきゃいけない、とか・・・

色々書き直した結果、チラシのあらすじから離れて、チラシのあらすじに戻ってきました。私たちの未来は無限である。そう言っていただきたい。生きているからね。

同級生のほうでなくなったセリフに「友達じゃなくても演劇できるしね」っていう言葉があります。なんだかどんな集団にいても、集団にいるからその方が孤独を感じるってことがあると思っていて、ふたりだからひとりなのだと言う気持ち、ってあると思っていて、
そういう気持ちになったことがある人、ぜひ観に来て欲しいなって思います。(その限りではない。あと2分だ!)

前回の「みさくぼ」から自分の面白いを疑い始めた結果、面白いがなんなのかってのはずっと探し中なんですが、普通なのかも。だから見ていただいて、その響きを知りたいぞって気持ちです。
切実さと出会いたい。

初日までどこに飛ぶのかなんて誰にも分からないまま、
稽古場であと10日、11日?できることを粛々と。

ガラパゴス劇団です、どこにもいられない。
今回もどうぞ宜しくお願いします。

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