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暫定的なバイデン勝利とウィスコンシン州について:アメリカ大統領選挙

現時点の開票結果を見る限り(複数メディア参照)暫定的にはバイデンが勝利すると思われるアメリカ大統領選挙ですが、ウィスコンシン州の開票結果について、少なくとも非常に疑わしい事象が発生しているという指摘ができます。

※記事下部に結論が変わる追記をしています。

「投票率200%」「100%超の投票率」というワードがネットで飛び交っていますが、200の方は論外として100%超と言っている人は有権者数として過去の数字を持ち出している可能性があります。

ウィスコンシン州の有権者数と「100%超」について

今回のアメリカ大統領選挙におけるウィスコンシン州の有権者数(11月1日朝7時時点)は、3,684,726人と明確に書かれています。

で、開票率95%(94.5~95.4%なのか、95.0~95.9%なのかは不明)での票数のカウントが「3,288,780票」とされているということは、開票率が100%になった場合の票数から投票率を計算すると約94%になります。

過去のアメリカ大統領選挙におけるウィスコンシン州の投票率

ツイートの右上の図が、過去の大統領選挙におけるウィスコンシン州の投票率が書かれている図ですが、70%超の投票率となっています。

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とすると、投票に行かなければ罰則がある、というようなことではないはずなので、今回の投票率の見込みが「94%」というのは、異様に映ります。

12万票以上がバイデンのみに追加

実に有権者の3.7%に達する票が夜中に一気に、しかもバイデンのみに12万票以上(11.2~13.8万と書かれているのが多い)が追加されていたという現象。

想像というよりも「疑惑」と言っても差し支えない事象が発生していると言っていいでしょう。

追記:ウィスコンシン州の有権者登録は11月3日(投票日)でも可能となっていますが、2日間で大量に増えたということはあり得るのかどうか…

追記2:有権者登録数と人口比率について。

2016年のデータの図表を出しましたが、出ているパーセンテージの数字は人口に対する割合で、州人口の76.3%が有権者登録をし、州人口の70.5%が投票をした、ということになっています。

この場合の有権者登録をした人の中での投票率を計算すると、約94%となり、今回の計算はおかしなものではない、ということになります。

2016年の有権者登録数は計算上440万人であり、2020年11月1日時点の有権者登録者360万人よりも多いです。ウィスコンシン州の人口がこの4年間で大量に減ったという事実は無いので、前回の大統領選挙の数字を見るとあり得ないとまでは言えないのだろうと思います。

そうすると、11月1・2・3日の3日間での有権者登録が約100万人程度居たことになりますが、毎度のことなのだろうとおもいます。

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