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愛情の試し行為とかしょーもない。

自分は愛着障害なんだと思う。

摂食障害になったのも、異性に対して父親のような深い愛情を求めてしまうことも、不安が付き纏い被害妄想してしまうことも。

何よりよくないのは相手の愛情を計ろうと、試し行為してしまうこと。

自分に自信がないせいで、自分のことを愛せないせいで、構ってくれる人や好きな人に埋めてもらおうとしてしまう。

これまで付き合った人は、一生懸命それを受け止め、寄り添おうとしてくれて、衝突したり怒られることはなかった。

その分相手にだけストレスが蓄積されて、話し合う場もなく別れて欲しいと頼まれたり、言葉もなく消えていった。

Aさんはこれまで出会った人とは全く違った。

「しょーもねえことでまたぴーぴー言って。」

精神力がある彼はわたしが不安定になって不安をぶつけても潰れることはないし、かといって甘やかしたり許容するわけではなく、どこに不満があるのかいつ不安にさせているのか、淡々と論理的思考で追求してくる。

「どうせ迷惑だから切るんでしょ。」と何度目かの試し行為を起こしたことがあった。

「あのさ俺には切るって選択肢ない。」

「なてちゃんはすぐ切るとかいうけど、俺は1回も言ったことないよ。」

「切るって言われるひとの気持ち考えてみたら。」

「軽はずみに切るとか言うなよ。」

「そういうことすぐ言ってたらそう言う人なんだなって思うよ。」

事実、ぞんざいに扱われたことなんて一度もない。

根拠のない不安で八つ当たりをしているだけのわたしは、最後は言い返す言葉がなくなり謝るか、「好きだから。」と子供じみた言い訳しかできなくなるのがいつものパターン。

もちろん、このままでいいとは思っていないし、Aさんにいつ愛想を尽かされてもおかしくないと思っている。

「都合悪いからって既読無視、未読無視するな」

「仕事前や寝る前にわがままはやめて」

「自分が悪くならないように都合よく解釈するな」

はっきりと指摘してくれるAさんのおかげで、ひとつひとつ治して改善している。

気づけばAさんのことが大好きになっていた。

彼に会うまであと数日。

「俺1年ぶりに彼女できる。」「なてちゃんと付き合ったらさー。」「次会うのは7月だね。」Aさんは当たり前のようにわたしと付き合うテイで話している。

嬉しい反面、傷つかないよう心に保険をかけて生きる癖のあるわたしは、これが最後になるのでは、失望されて関係が終わり、元カレのときのような眠れない日々が始まるのではと毎日毎日不安で仕方がない。

すごく怖い。

けど考えても仕方のないことで悩んでいても仕方ない。

少しずつ変わりたい。

当日は、心から笑えていますように。

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