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高いレコードを買うときに迷って買わないという決断を下す前に思い浮かべてほしい僕の自分を騙す言い訳。

今回はいつもの感じの記事ではなくコラムというか、人生において大切な事を書いていきたいと思います。題名や本文のレコードの部分は自分の好きなものに読み替えて頂ければ幸いです。あと長いです。まだ書いていないけど長くなると思います。

まず、大前提として
「人生は買い物だ」
これです。

あなたは生まれてから死ぬまで日本で生きてたら、買い物の1つや2つすると思います。日本じゃなくても世界のどこかに住むにしてもするでしょう。
実際にはほぼ毎日買い物していますよね。
今日の晩御飯だったり、明日の朝ごはんだったり、夜のオカズだったり・・・。あるいは毎月spotifyやnetflixにお金払ってたり、推しのFantiaにお金払ってたりしますよね。

これ全部買い物です。

サブスクも買い物です。お金と引き換えに何かを得ているので買い物です。
びっくりしたでしょ!
すごく普通過ぎてというか当たり前すぎて。
そうなんです。人生と買い物は切っても切れない関係にあるのです。
あなたの人生を彩るも、暗い影を落とすのも日々の買い物によって左右されると言っても過言ではないのです。
ごはんだけじゃないですよね。夜寝るときのパジャマやオシャレな下着、デートに行くときのカッコイイ洋服。はたまた、孤独な時間を癒してくれるゲームや音楽や映画。熱狂できるアニメや漫画などなど。
私たちは日々買い物をして生きているのです。
ということは、

買い物で満足できないと人生を満喫できません。
後悔するような買い物をしてると後悔だらけな人生になります。

いかに人生において買い物が重要かご理解いただけたかと思います。
それでは次の段階に進みましょう。

次にどんな買い物が人生を彩るかということです。
これは人それぞれなのですが、(たぶん)殆どの人に当てはまるのは趣味関係です。
人それぞれ色々な趣味をお持ちだと思います。
たまに無趣味という方がいらっしゃいますが、それはまだ出会ってないだけです。もしくは趣味という物を大げさに考えているかの2択です。
早く出会えるように祈ってます。趣味はいいぞぉ。

趣味の種類はたくさんあります。
車に命かけてるとか、風俗に行きまくるとか、映画みまくるとか、旅行とか・・・・もう人それぞれ。
人の数だけ趣味があって、同じ趣味でも楽しみ方や細かい嗜好は違うということです。
ここで気を付けてほしいのはどの趣味も等しく尊いということです。
趣味に価値の上下も高低もないのです。どんな趣味でも自分を恥じたりしなくていいですし、その反対に自分の趣味を殊更に誇らなくてもいいのです。
そして趣味でマウント取ったり争ったりしなくてもいいのです。

人の女の趣味と食事の嗜好と趣味のアレコレには口をだしてはいけない。

もっともらしく太字にしましたが今考えて書きました。
それでこの趣味ってのは大体において楽しむのにお金がかかります。
かかる金額は趣味によって大きく変わりますが、突き詰めていく過程でどの趣味も中々なお金がかかります。まぁ大概は自分の収入によってある程度趣味を選んでしまうと思うので、その人の収入に見合った趣味に落ち着くと思います。
たまに収入に見合わない趣味を持ってしまうこともありますが、大概の場合お金が追っつかなくなって自然とトーンダウンしてしまいます。
当たり前です。生活あっての趣味です。生活が立ち行かなくなれば趣味なんてやってられません。死んじゃいますので。
趣味と生活のバランスが大事です。
そしてこのバランスに於いて人それぞれ個性がでます。

天秤を想像してみてください。この天秤はお金をどちらにかけるかというバランスを意味してます。
仮に左を生活(理性とも言えますね)としましょう。右は趣味ですね。

ちょうど平衡を保っている人は常人です。しっかりしてます。ちゃんと公私共に人生を楽しめてると思います。見習いたい!偉い!
こんな文章を読まずにあなたはあなたのままで良いと思います。でも、ちょっとでも興味あるなら読み進めてもらえれば嬉しいです。

左の生活に傾くにつれて悟りの境地に近づいていきます。現代という欲望に溢れた地で生活をしているのに一切ブレないあなたの生き方や考え方は尊敬でしかありません。悟りの境地はそれはそれで楽しそうだと思いますし、それが心の安寧に繋がると思うのでOKだと思います。できることなら僕も体験してみたいです。

問題は右の趣味に傾く人です。僕です。僕みたいな人です。少しぐらいならいいです。半分くらいが社会人としての限界値な気もします。
右に傾き切ると狂人です。もう飢えて乾いてどうしようもありません。飢えや渇きを癒すには趣味にお金を突っ込むしかありません。身持ちを崩しますし、最後には趣味を諦めなければいけない所まで行ってしまいます。自分で自分を律していかなければいけません。

話がかなり逸れてしまいましたが趣味とお金の話です。
わかりやすい僕のレコードの話にしましょう。
例えばふらっと行ったお店に何年も探していたレコードがあったとします。
うぉーっと興奮して手に取って値段を見ると・・・
8万円の値札が付いています。これを高いと思うか安いと思うかはそのレコードの価値も関わってきますが、ごく普通に働いていて普通のお給料をもらっている身としたら現実として8万円は大金ですよね。

価値/価格=1以上か以下か

ちなみに価値が高いか低いかはこれで表せます。結果が1以上であれば価値が高く、1以下であれば価値が低いという事になります。あくまでも価格に対しての価値なのでコスパみたいに捉えることもできると思います。
ただ、本質的な価値は人によって上下するものなので様々ですけどね。
いや、価値どうこうじゃなくて、レコードに8万円が高すぎると思ったあなたは常識人です。でも、忘れないでほしいのは狂人側に天秤が傾いている人の話だということです。

さて、運命的な出会いをしましたが、当然購入するか迷います。
なぜなら私はまだ右に傾き切ってはいないからです。
生活もしっかりしないといけないと思っているのです。

こんな僕でもまだ人の心を残しているのです。

このように買うか買わないかという選択は趣味に狂っている人ほど常につきまとう問題です。お金の問題もありますし、収納場所や色々なその人ならではの事情があります。この長い文章を読んでいる狂人の方々にはあるあるなよくある日常の光景だと思います。
そしてここで買わないという選択をした人はいっぱいいると思います。
僕もこの選択をしたことがあります。僕にも人の心が残っていて「たけーよ」って思って帰りました。
でも、あなたの天秤が右の趣味に傾いていて、自分は狂人に片足突っ込んでいるという自覚が少しでもあるのであれば

買え!
迷うな!
絶対に買え!

あの頃の僕にこの言葉をかけてあげたい。
あの頃の僕にこの長くて頭のおかしい文章を読ませてあげたい。

なぜならば、買わずに帰ったあなたは、帰り道で買わなかったレコードについて悶々と考えて、ご飯食べながらも考えて、お風呂も、トイレも、寝るときも延々と思い続けてしまうからです。
寝て起きて少しは落ち着いているかもしれません。
しかし、ふとした時にフラッシュバックしてきます。時と場所を選ばずに。
仕事中、同僚との会話、恋人との甘いひと時、トイレの個室で用を足している時、たばこ吸ってる時・・・
そして、あなたは我慢できなくなり次の休日にレコードを買いに行きます。
飢えと渇きを癒して苦悩を消し去るために。
そこで待ってたのは

売り切れという現実

当たり前なのです。
現代社会では良い物や悪い物の見極めが簡単です。Googleで検索すればすぐわかります。誰もがスマホという便利な代物を持っていて、興味さえあれば自分の知りたいことに大体たどり着けます。

あなたが欲しい物は、他の誰かの欲しい物なのです。

あなたがあの日出会ったレコードは一期一会の巡りあわせなのです。
あなたは限りある人生の数回しか無いチャンスを棒に振った愚か者なのです。(大袈裟)
今度はこの現実に打ちのめされ、自分の過去の過ちを悔やんで、なぜ買わなかったのかと事あるごとにフラッシュバックして・・・
このような逃れられない無間地獄に陥ってしまいます。
だからこの言葉をもう一度贈ります。

買え!
迷うな!
絶対に買え!

まぁ少し大げさに書きましたがストレスです。
せっかく楽しい趣味なのにストレスを抱えます。
オススメしません。

狂人なら狂人らしく生きてくしかないのです。
自分の狂いを受け止めて肯定してください。

ただ、そう簡単に天秤の逆サイドの理性側もは負けてくれません。
あの手この手で妨害してきます。
自分の脳内に色々な現実を思い起こさせてきます。
将来とか、貯金とか、家族の冷ややかな目とか、奥さんにみつからないようにしなきゃとか、通帳の数字とか、自分の年収とか・・・・
もう色々です。ありとあらゆる手を使って止めてきます。その先に無間地獄なストレスが待っているとわかってても理性は思いっきり現実で殴ってきます。

ただ、理性の言い分もわかる。理性は優しい。ちゃんと叱ってくれてます。
生活の事や、未来の事を考えてフラッシュバックさせているのです。
しかし、残念ながら残念で狂人な僕らはどっちに転んでもストレスを抱えるのです。これは避けようがない。救いようがない。
それならば

買って楽しんだ方が得なのです!

楽しめばストレスが和らいで帳消しになるどころか圧倒的な幸せを手にするというご褒美までついてきます。理性が強く抵抗すればするほど圧倒的多幸感に包まれます。

我慢して放出するのって気持ちいいですよね?

それと同じです。
すいません。着いてこれていますか?ちょっと大袈裟に書き過ぎました。

という事で、理性の攻撃を跳ね除ける為の言い訳、
もとい自分への自己暗示(洗脳)の言葉をご紹介します。
やっとです。この記事のタイトルの部分です。
これから書くのはあくまでも僕の場合です。
残念ながらそのまま使えないと思います。
各々に合った言葉があると思います。
その言葉を探すヒントになったら幸いです。

  1. 俺は音の出るおまけが入った絵画を買っている。これは芸術だ。

  2. 未来の俺はこれを持っている。今買うのか後で買うのかの違いだ。

  3. これを逃したら次は2倍の価格になっている。今が買い時だ。

  4. またこれを探し回るのか?労力と交通費で元が取れる。

  5. 家でこれが鳴っている場面を想像しろ。最高だろ?

まだあると思いますが。これぐらいにしときましょう。
改めて書いてみるとヤバさしかないですね。
これが狂人の思考の一部だ。震えろ。

この文章を最後まで読んで引いてしまっている方いますよね?
大丈夫。あなたはまだ引き返せます。そのままのあなたで素晴らしいです。
そして、常人な皆さまにおかれましては生活と趣味のバランスをしっかりと見定めて頂いて幸せな人生を御送りされることを切に願っております。

僕は僕で幸せだけどね!(アへ顔ダブルピース)

おしまい。

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