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カメラマンのきっかけ

このnoteを書いている中の人はTwitterのアカウントに「カメラマン」って書いておきながら毎日カメラとまったく関係ない職場環境で働いて、たまにくる休日にカメラをもってフラッと外出してポートレートしたり風景撮ったりしているそんな人です。

そんな人が久しぶりにnoteを開いたのでまた自分語りでもしようかなと思い立ったしだいである。
今日は私が「カメラマン」を始めたきっかけでもつらつら~と書いていこうと思う。
コロナウイルスによる外出自粛の影響で自宅でヒマしてるであろう皆様にむけて深夜テンションで書いていこうと思う。


【最初にカメラに触れたのは】

おそらくこのnoteやTwitterを見てくれてる人は私とはどんな人?といわれると「ミスコンやアイドル好きな人」という印象かと思うが、実はインスタ見てくれている人は察してるかもしれないがナスの「写真」というものへのきっかけは「鉄道」なのである。(それこそ下のような写真ばっかり撮ってた中高生でした。)

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幼少期の物心ついた時から電車大好きっ子として育った私は、脳みその思考回路95%くらいは鉄道のことばかり考えているような電車オタクだった。
親のを借りて…とかではなく自分専用のカメラを持ったのは中学一年の秋(だったはず…)。
それこそ中学一年でカメラを持ちたいと思った理由は「自分専用のカメラで電車の写真を撮りまくりたい!」というのが理由なのだから…(笑)
今でこそカメラのレンズを向ける対象が増えたが原点に戻ると実は背景はこんなことがあったのだ。
じゃあ中高でのスーパー鉄道オタクを終えてその後どんな変化が起きたのか。それを次の章で書いていこうと思う。

【大学生の四年間の始まり】

男子校6年という今考えれば正気の沙汰でもない(自分でいうな)環境を乗り越え受験を経験し私は千葉のとある大学に進学することになる。この後の内容読んで検索されれば大学名も一発で出てくること間違いなしなのだがここではあえて隠すことにする。
当然私立の男子校、しかも埼玉の田舎の学校だったゆえに知り合いなんか一人もいない環境からの大学生活スタートとなった。
大学生デビューなんて言葉、知ってはいたものの自分には到底当てはまるものではないと思いながら片道100分の通学をしていた。
そんな中で待ち受けている部活動の新歓勧誘。もちろん部活動は大学にとってはほぼ必須のようなもので、新入生が登校するのをまるで獲物を狙うハイエナかのように待っているのだから怖ろしいものである。
その勧誘群の中にひときわ目立つサークルを発見した。それが「よさこい」である。

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よさこいとは何か。ここでは語らないことにするのでyoutubeやウィ〇ペディア等で是非調べていただきたい。
さて、話を実際に聞きに行ってみた私。変わり者や他の人と違うことが好きなあまのじゃくな性格の私にはとても興味が湧き、気が付いたら入部届を出していた。
週三回の練習と学内外問わず行われるイベントに「演者」として立ちパフォーマンスをする。そしてそのイベントに毎回のように来て記録をしに来てくれているカメラマンやよさこいファンの方との出会い…。
さまざまな出来事が怖ろしいスピードで過ぎていくなか、あっという間に一年の秋を迎えていた。そんな中で私のカメラ人生を大きく変えるものが来る。

【2014年11月】

秋のことである。この時の学外最後のイベントとして千葉県の銚子で行われる「黒潮よさこい」というお祭りでのこと。この時私は本来演者として出る予定だったのだが集合時間や前後の予定の関係で演者としての参加を辞退した。
しかしよさこいへの興味は着々と沸いていた中で自分のチームの演舞やパフォーマンスを普段見れないからこそ、こっそりと客として見に行きたいなと思いイベントに「客として参加する」ことを決意した。
イベント当日、始めていく土地に期待を高めながらいざ銚子の街に。するとそこで自分の大学の写真部の先輩と偶然出会った。その先輩は普段からよさこいのお祭りにもきてくださっているので部内メンバーにも認知されている人、もちろん私も存じている。
写真部という一言で察しがいい方はお気づきかと思うが…(笑)、その先輩と話していた中でこんなことを言われた。
「自分のチームの演舞写真撮ってみなよ!」
もちろん今まで人物なんて撮ってこなかったからかなり躊躇したがいい機会だと思い試し撮りのような感覚で撮り始めてみた。

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そこで待っていた光景は自分の予想をはるかに上回るメンバーの最高の笑顔と楽しそうに踊る姿だった。肉眼では捉えられないような細かいところまでカメラは映してくれる…
お祭り自体は9時間くらいなのだが私は時間を忘れて夢中でシャッターを切っていた。
「みんなの楽しそうな姿を記録するのはこんなにも楽しいのか…!」
帰りの電車の中で私はそんなことを考えていた。これが私が「人を撮る」ことの原点である。

【2017年以降】

就活などの兼ね合いで部活は3年の秋に引退。私のよさこい演者としての生活はここで幕を閉じた。しかし前章で語ったようにあのような楽しい感覚を身に着けてしまったからにはこの世界からそう簡単には抜けることなどできるわけなく、就活や卒論・バイトと並行して自分の後輩たちが出るよさこいのお祭りにはほぼ皆勤レベルの参加をし、後輩たちのパフォーマンスを私なりの撮り方で記録として残していた。
では、いつからポートレートや風景の世界へと足を進めたのか。
近年のSNS文化というものは非常に発達しており、TwitterだけでなくInstagramやTiktokといった誰でも簡単登録・使用ができるものが多くなり、かくいう私も1日の大半をTwitterで終えているようなネット人間の一人だった。いわゆる「ツイ廃」である。
三年の冬、ちょうど部活引退後のことである。たった一人のフォローがきっかけで私はまた新しい世界へと足を踏み入れることとなる。
(※ここから少し端折って書きます、この辺はまた次のnoteで書きます…笑)

【ミスサークルとユニドルとポトレと】

誰からフォローされたのかと思うと「ミスサークル」というミスコンに参加している人のようだ。そこからフォローを返してツイートを少し見返したりしてみた。(やってることはことごとくツイ廃ではある)
一日一回の投票も欠かさず行い、同じようなミスコンに出てる人からのフォローも絶えることはなかったが断ることもなく同じことを繰り返していた。
そんなある日、一番最初にフォローしてくれた人からこんなDMが届いた。
「アイドルコピーダンスの大会に出場します。よかったら見に来てくれませんか?」
冷静になって読み返してみるとハテナしか出てこないなかなかパワー極めた内容である。しかし当時の私はこれにあっさりとのっていたのである。我ながらフットワークの軽さには人に買ほどの自信しかない勢いあるバカっぷりである。

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ユニドル。それは女子大生のアイドルコピーダンスサークルによる大会のこと。その総称のようなもの。何言ってるかわからないかもしれないが文字通りのイベントなのだ。
各チーム与えられた時間の中で選曲・振り・衣装・パフォーマンスを仕上げそれを総合的に判断して競い合うというもの。今までの世界と1800度くらい変わった世界にいつの間にか足を踏み入れていたのである。
これも話すと長くなるのでここまでにするが、この当時誘われた「UNIDOL 2017-18 winter関東予選」という大会で初めてアイドルコピーダンス文化に触れた私。今までに感じたことない衝撃を受けて、今となってはイベントの主現場となってしまった。ここからこのユニドル関連のイベントや撮影が多くなり、気づいた時には撮影会や個撮にも手を出し今の私が形成されていった…というわけなのだ。この撮影会とか個撮のあたりでも十分一個の記事書けそうな内容になりそうなので、また次回の更新で書こうかなと思う。

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【今現在】

序章を語りすぎて後半かなり駆け足説明となってしまったがいかがだっただろうか。
人間誰も「きっかけ」というのはどこに落ちているのかわからないものである。それこそ「気づいたら」というパターンも多いのではないだろうか。
そのきっかけをいかに捉えるかによってその後の人生が大きく変わっていくのではないだろうあか。
かくいう私もよさこいとの出会いから始まり、今となっては10年前と大きくカメラ人生は変化したが、全く後悔はしていないどころか新しい探求心毎回刺激されているような気がしてとても楽しい。
今までに何度か撮らせてもらったモデルの方もいて前回よりもいい作品を、と自分に見えないハードルを課すこともできるからこそ毎日が刺激シゲキなのである。

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いま趣味ややりたいことがない人も、もしかしたら過去のほんの一瞬の出来事や出会いが「見落としているきっかけ」になっているのではないだろうか?
そんな自分探しをしてみるのもまた楽しい時間になるのではないだろうか。
そしてもしかしたらその「きっかけ」が転機を創って将来やりたいことにつながったり、人生生きていく上の指針や軸になったりするかもしれない。

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