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こんなマーケティング会社、いやだ!

マーケティング会社は企業やブランドが市場での競争力を高めるために活動する専門家集団です。
彼らは戦略的なプランニングや広告キャンペーンの立案、顧客獲得のための施策を提案し、実行します。
しかし、「だまされた!」「詐欺師!」などと怨嗟の声もよく聞くなかなかにグレーな部分を持ち合わせる業界です。

そんな失敗をしないよう、こんなマーケティング会社があったら気を付けろ!という項目をまとめてみました。

① 数値の話をしない

真の成果を測るためには数値化が不可欠です。
しかし、一部のマーケティング会社は具体的な数値や分析に基づく戦略を提供せず、漠然とした話ばかりすることがあります。
これでは成果を正確に評価することができません。

具体的な売上をどこまで上げるのか、成果分析をどのように行うかなど具体的な数値をヒアリングするようにしましょう。

② サービスを理解していない

クライアントのビジネスやサービスを理解せずに、一般論や既存のパターンで施策を提案するマーケティング会社も少なくありません。
業界やニーズに合わせた戦略がなければ、効果的な成果を出すことは難しいでしょう。

実際に店舗に来店したのか、サービスを使ったのか、商品を試食したり利用したのか企画書から読み取りましょう。
また、新規商品・サービスであれば他社類似商品を使用したのかなども気にしてみましょう。

③ KGI、KPIの話をしない

キーゴール指標(KGI)やキーパフォーマンス指標(KPI)は、目標達成や成果を測るための重要な基準です。
しかし、適切な目標設定やその達成方法について話し合わないマーケティング会社は、単なる漠然とした計画しか提供できないかもしれません。

クライアントと目指すKPI、KGIが資料に無い場合は要注意です!
施策を実施するにあたってKPI、KGIはどのようなものになるか確認しましょう。
明言を避ける、言い訳をするのであれば施策に対しての責任を取る気が無いのかもしれません。

④ ROAS、ROIを知らない、または話さない

投資対効果(ROI)や広告支出対収益(ROAS)の理解と計算は、マーケティング戦略の中心的な要素です。
これらを無視したり、説明しないマーケティング会社は、費用対効果の高い施策を提供することができないかもしれません。

事業は常に費用対効果で評価されます。
短期であれば明確に数値化できます。長期戦略であればマイルストーンを置いた費用対効果を提示することは重要です。
クライアントが想定していた数値と開きがあることは問題ではありません。
内部情報を欠いた状態で提案することが当たり前なので、後日情報を共有しすり合わせればいいわけです。

問題は資料に費用対効果が載っていない場合。
提案企業はもしかしら数値に責任を持っていないのかもしれません。

⑤ 夢しか話さない

理想論や抽象的なアイデアだけで満足し、具体的な実行計画や戦略を提供しないマーケティング会社は、現実的な成果を期待するクライアントにとっては不満足な存在です。

夢はいつも心地いいものです。
そんな夢のような提案に心躍らされることはあります。しかし、しっかりと夢への道筋を描き切れているパートナーとタッグを組む方が成功への近道です。
厳しい意見、提案をするパートナーの方がいい時もあります。

⑥ 企画資料がなんか分厚い

膨大な資料や煩雑な企画書が多くの場合、実行可能性や効果的な戦略の明確さが欠如していることを意味することがあります。
質より量を重視する姿勢は、クライアントの時間と予算を無駄にすることに繋がります。

競合調査に50ページも割いている、とトレンド情報がずーっと続くなどなど関係のない項目が続くプレゼンは圧倒されますが内容が薄いこともあります。
分量に惑わされず質に目を向けるようにしましょう。

まとめ

クライアントとの信頼関係を築き、具体的な成果をもたらすためには、マーケティング会社はクライアントのビジネスを理解し、戦略を数値で評価・改善することが不可欠です。
数値を重視せず、理解や計画が不足しているマーケティング会社は、クライアントの期待に応えることができない可能性が高いです。

評価するため上記の6つのポイントを意識してプレゼンテーションを受けましょう。

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