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最高のパフォーマンスを出すための”SHOULD/WANT/CAN”

これは、よくいう”WILL/WANT/CANの法則とか言われるやつですね。私はあえて”SHOULD/WANT/CAN"と言っています。

会社には、「ミッション」「ビジョン」があります。そして、それを遂行するための具体的な成長戦略が定められます。たとえば「中期戦略」のようなものです。

そして、これが、会社がやるべき事であるし、社員一人一人がすべき事です。英語でいうと「SHOULD」ということですね。

さて、個人にもそれぞれやりたいビジョンがあります。この会社という場で達成したい事で、「WANT」で表します。この「WANT」と「SHOULD」にギャップが生じる場合を「ミッション・ギャップ」と言いますが、これがあると困ります。「ミッション・リンク」をやって、したい事とすべき事を一致させないといけません。

これが起こる原因は、会社のミッションを深く理解していない場合やそもそも自分のやりたい事が明白でない場合に起こります。こういう人は多いです。ミッションリンクのためには、創業者の本を読んだり、先輩と議論したりして、会社のミッションを学習することと、自分が何をしたいのかを見つめ直す事が必要です。

さて、次は、やりたい事(WANT)とできる事(CAN)の差がある場合です。若い人ほどこの「スキル・ギャップ」の問題に直面します。これは、OJTだけで埋められない場合は、自己研鑽をしてスキルを習得すべきです。たとえば、海外で活躍したいと思っている人が英語の能力が不足していればその仕事は回ってきません。

最後が、すべき事(SHOULD)はわかっているし、それをする事はできる(CAN)けど、今一モチベーションが沸かない場合です。この場合は、先々の「キャリア」に不安がある場合によくおきます。

日々の努力が、自分の築きたいキャリアの実現に繋がる自覚があると「やる気」も人一倍でます。 

「キャリア」というのは、会社が考えてくれるものではありません。個人個人が考えなければならないものです。上司はそのための相談にものりますし、個人が決めたキャリアの支援も当然行いますが、主体的にキャリアを考えるスタンスが重要です。

しかし、そう話は簡単ではないかもしれません。「キャリア・パス」はとても重要ですが、毎日考えるものでもないので、途中まで考えて、後は曖昧にしているなんて事はないでしょうか。

この三つのSHOULD/WANT/CANのギャップがなければ、達成したいビジョンに向かって、日々成長しながら進んで行っている自分を自覚でき、このまま頑張れば、達成したいキャリアを実現できると確信しながら、人生を送れます。

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若手のキャリアプランについて本を書いてみました。約30分で読めますので、是非読んでください。

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