断絶☆

断絶の路線、光玉連ねし眩暈の、格調高い昼間の「催事」に途絶えた消息の最後の言葉をここに持参した。玉ねぎ、ホワイトブラック、スプラ。地を這う俺の断絶芸が、夜の歌も昼の掛け声も箱に詰めて遠くへ投げた。道のりだけが覚えている光線の旅路、食事、卍。

天地を分つ俺の旅人が、階段を、畑を、豊満な富を断絶したようだ。後方の俺がうなずく。「ここは俺に任せろ。」旅人は役に立たない天羽の言葉を残し、路線の先へと消えて行った。この土地は、哀れな苛責の地図によれば、どちらへ行っても崖である。ガマのような遊牧歌、角笛と玻璃の俊翟に、俺の資産が断絶する。

断絶、断絶。断絶のルーフ・パラダイス。ホワイト民芸館。ブラック&ルーセス取締法。そこの信号の先、十字路を右に曲がればこの都市も断絶する。最初の都市であり、最初の音楽であったこの旅も、そこで終局だ。その先は、俺の口からは語りえぬ牧歌の風景画、断絶の滝壺である。

ーーポパイを受信した。ああ、ポパイ、俺の究明、俺の研究。俺は愛でる、ポパイを、落ち葉を、地を這う小都市を!それは高揚する民族の明朗な旅人であり、断絶の淵に消える祈祷であった。

木製の放浪。砲台に残された手紙。健やかなる沈黙。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?