未成年者にインターネットおよびSNSにおける危険性を理解してもらうための例文①

以下実際のSNS投稿でのやり取りを当事者の匿名性に留意した上で一部修正を加えて当事者の了承の基webサイト上で公開しています。

こんばんわ。昨日はメッセージ頂きありがとうございました。

お誘い頂いたギター練習の件ですが申し訳ないですが 行かないことに決めました。

その理由については ◯◯◯様にも【いいね！】頂いた今朝の私のSNS投稿にヒントがあります。

その投稿とは

現実社会において田舎で暮らしてると犯罪者に遭遇する確率はかなり低いが ネット社会では犯罪者(特に詐欺師)に遭遇する確率がそこそこある。

です。

以降かなりの長文になりますが重要なことを、お伝えしたいので どうかお付き合いください。

文章が堅苦しくなっていますが、仮に第三者に見られても かまわない内容にしたかったためです。

インターネットは誰にでも利用可能な非常に便利なツールです。

様々な情報を携帯月額使用料金(ちなみに私の現在の利用料金は月額約1600円)だけで得られたり、全く面識のない 共通の趣味を持つ人と知り合えたり。

しかし、便利なツールには デメリットもあります。

例えば 車。移動手段として地方で暮らす人にとっては欠かせないもので、私たちがスーパーやコンビニで買う食品もトラック輸送なくしては 購入できません。

その判明、交通事故で死亡する人がいます。
昨年の交通事故での死亡者数は、3215人
交通事故件数は38万1002件
国内での自動車保有台数は約8200万台

自動車1台当たりの事故による死亡者の割合は約0.04%

自動車一台当たりの交通事故発生率は0.46%

です。

先ほども述べましたが、インターネットのデメリット、リスク、それは 悪意をもって利用する人が一定数いることです。

例えば 実名で登録するSNS facebook、そこには企業の広告記事があります。記事にはURLが添付されており、気に入ったら簡単にその商品を購入することがあります。

softbank auといった有名企業の広告もあれば、聞き馴染みのない 企業の広告もあります。

実際に私が目にした広告にこのようなものがありました。

某大手家具チェーンの販売している独自ブランドの大型液晶テレビの広告。新品で10万円する商品がタイムセールで2万5000円！

その広告の会社の住所をgoogle mapでしらべてみると、実在しない住所でした。
私は 警察の担当部署にメールして調査を依頼して 後日、その会社のホームページは削除されたと警察から連絡がありました。

世界的に有名なSNSで 有名企業の広告に混じってこのような詐欺広告が存在しています。

◯◯◯様が利用されているSNSについて も 悪意をもって利用する人が存在します。

例えば…私。

SNSでギター愛好家を探していて ◯◯◯様と知り合う。
◯◯◯様が未成年と知りこんな事を考える。

◯◯◯様と実際に会い ギターについて熱く語る。
そして「よかったら昔購入したCDの音源 PCに取り込んであっていらないから 君にタダであげるよ。」
といって、熱く語ったギターの楽曲のCDを9枚◯◯◯様にあげる。
しばらくして 私はこんな事を言う。
「実は前に話してた 超ヤバいギタリストの激レアCDが手に入ったんだ。プレミア価格がついて1万8千円もしたんだよ。PCに取り込んでもういらないから 特別に1万円ジャストで譲ってあげるよ」

これを、聴いて ラッキー！是非買おうとおもったなら、とんでもないです。

実は…中古のCDだとオークションサイトで送料込みで300円程で買えます。
私はそれを3000円で10枚購入し、最初 タダで9枚◯◯◯様にあげます。
その後 残り1枚を◯◯◯様に1万円で売ると …私は7000円儲けることができます。

もし、◯◯◯様がこれを知らずラッキーと思い 納得して購入したら 私は罪にとわれません。しかし、私は◯◯◯様をだまして利益を得ています。

もし、◯◯◯様が いや ちょっと要らないです。と私に言ったら 私はこう言います。

「そんなこと言わないで 。今、ちょっと金欠でピンチなんだよ。それに、前、1枚3000円くらいするCD9枚もあげたじゃん。トータルで考えたら得だよ。なんとか頼むよ。」

◯◯◯様は、周りにギター愛好者が少ない上で、せっかく仲良くなった私の頼みを断れますか？

SNS利用者は一部を除き基本 匿名で相手の素性はわかりません。もし、素性を明らかにしても それはウソかもしれません。私が 職業サラリーマンといっても 実は 詐欺で生計を建てているかもしれません。

…と、ここまで 私がもし「悪意のある人」だったと仮定して悪知恵を働かせてみました。
実際は、そんなことを するつもりはありません。

…と言っておいて 私は「悪意のある人」かもしれません。

現段階で◯◯◯様は 私が「善人」か「悪人」か確認する手段はありません。

SNSを通じて面識の全くない人と合う場合のリスクを例えてみました。

◯◯◯様がしきりに、SNSでギター仲間を募集していたので 心配になりました。

私も昨日の時点できちんとこのことを説明して、断ればよかったのですが、てっきり◯◯◯様が成人と思っており、熱意のあるギター愛好家だったのが嬉しくて つい態度を保留してしました。

その点は非常に反省しています。誠に申し訳ありません。

私には子供はいません。もし仮にいたら 自分の子供には 社会的に自立するまでSNSで知り合った人と合うことは禁止します。

◯◯◯様のご両親のお考えはわかりませんが。

ということで 私は未成年がSNSで全く面識のない人と合うことは反対です。

お会いなるなら、ご両親の理解を得てからがよいと思います。

また、くれぐれも、面識のない人に対してSNSで ご自身、ご家族の個人情報を知らせないでください。
相手が、自分の個人情報を◯◯◯様に知らせても、じゃあ、自分は…と釣られて個人情報を知らせてはいけません。相手の情報が正確という確証はないからです。

人をだまして利益を得ようする「悪意のある人」は、まず 美味しいエサをまきます。

この手法は、詐欺という犯罪行為に 限らず なんと、現代の日本の政治家もつかっています。具体例は、あげません。これは 是非◯◯◯様が学業を積み重ね ご自身で調べてください。

悪意のある人に騙されない為には？

正しい知識と正しい知恵を身につけて下さい。
知識とは、情報。 知恵とは情報を有効に活用する能力です。
正しい情報を学びそれを正しく活用してください。

悪い情報、間違った情報を それを正しいもの信じて 人に拡散すると、それが悪いもの、間違ったものと知らなくても罪に問われる場合があります。

例えば SNSで とある人気ミュージシャンが薬物をやっている との投稿があり、それが事実かどうか わからない まま
その情報を拡散すると…
それがウソ情報の場合、拡散した人も罪に問われる場合があります。

このような ことに 注意しつつSNSを楽しんでください。

今回、◯◯◯様のご期待には添えませんでしたが 今後 ギター愛好歴20年のキャリアを活かし◯◯◯様向けに ギターがより楽しめる知識を SNSで 投稿していくつもりです。

当事者からの承諾の画像

※不特定多数へ公開していないメッセージの一般公開に関する注意点

相手の承諾を得ずにメールやメッセージのやり取りの内容を第三者に公開する行為はプライバシー保護の観点から避けるべきです。場合によっては当事者から訴訟を起こされる可能性もありますのでご注意下さい。