👵定例の介護面談、生協注文　9/13(火)

高齢(87)認知症、実家一人暮らしの母であるが、この日は午前11時に介護面談の予定が入っていたので、午前中に実家に向かう。

うちの母は最近よろけたりこけたりがあるが、ケアマネに
「最近、ころんだりよろけたりがありますか？」
と聞かれて
「そんなことはありません！
おかげさまで大丈夫です！」
と元気に答えていた。

いやあんた昨日も階段でよろけてたよな。
こないだは玄関で転んでたし、まあ事実は後でケアマネに教えておきました。
自分が転んだことを忘れる予定調和の認知症。
ケアマネは本人の面談を100パーセント信じたらあかんで。

後生大事なカレンダー

面談は変化無しだが、とりあえずワクチン四回めの接種券が来ているのをケアマネに伝えておく。

ケアマネには、面談後、先日のどんぶりをかぶったのをはじめなかなかの認知症コレクション写真を見せておく。
「あああああ〜。」
が感想だった。
先日からちょっと思っているのだが、語彙力やや乏しめでは？

そしてケアマネが帰ってからが本番だった。

なぜか母親が生協の注文書を突きつけてくる。
「あんた、明日、生協なんやけど、わたしは出かけんといかんけん、代わりに受け取っておいてくれんね。」

お断りします。

「生協やろ。
発泡スチロール箱に入れて、玄関先に置いていくと思うから、注文書紙袋に入れて玄関にかけとけば。」

「まあ〜、あんたそんな。
受け取ってくれとってもよかろうもん。」
割としつこい。
そもそもなんで出掛けないといけないのかなのだが、町内の老人会で、郊外の料亭で食事会があるかららしい。
出掛けるなとは言わないが、生協をいちいち留守番しに来て代理で受け取るほど暇じゃない。

余談だが、食事会のお知らせは見せてもらったら、割と酷かった。
町内に割と小洒落た料亭Aがあるのだが、お知らせに「集合場所：料亭Aの前」と書いてあるのに、Aの前でバスに乗って、郊外の料亭Bに行くらしい。
集合場所にするくらいなら料亭Aで食事してやればいいのにとちょっと思った。

頑として断っていたら、ぶつぶつ言いながらも去っていって、諦めたのだと思ったところ、母は何か汚いビニール袋に注文書を入れて戻ってきた。

使用感のあるビニール袋

「紙袋とかでいいんやないん。」
そして添書も不要とは思うが。

「これしかないとよ。
あんた手伝って。」

母はビニールテープと紐と鋏を持っている。
何がしたい？

いまいち母のしたいことが掴めないが
「ここ、ここを補修せんと破れそうやろうが。
紐つけてぶら下げるけん。」

正直、紙袋にしておけば、補修の要も紐を工作する必要もないのではと思わんでもないが、

口をテープで補修

まあ、こちらの趣味にも合わんが、本人の気がすむならいいか。

テープ部分

そこそこいい仕事をしたような気になる。
あとはぶら下げとけばいい。