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台風直前、準備はしているようだ 9/19(月)

高齢(87)認知症、実家一人暮らしの母について、出来るだけ一日一回は様子を見に行くようにしているのだが、この日は台風が近づいていた。

窓の外の狭いベランダに母が置いていたもの

行ってみると、ベランダ(外)に普段飾っているものが取り込まれていた。
気になるのは、どう考えても窓枠によじ登らなければ取り込めない位置にあったものもしっかり取り込んであったことだが、まあ深くは考えまい。

あと、台風とは関係ないが、デイサービスでのレクリエーションでの作品群が毎回着々と増えている。
こまめに位置が変わっているから本人がせっせと動かしているようだ。

台所に行ってみたら、母は食事していた。

夕食

以前の、三品も四品も作る母からしたら死ぬほど手抜きだが、十分だと思う。
母本人は
「あんた、もうこれだけしか食べきらんとよ。」
と言っていたが、いやマジでそれだけ食べられたら十分だろ。


さて。
実はこの日はもう一つ気になることがあって、チェックしていたのだが、母はその件に関してはノーリアクションだった。
何かというとこの前日、父が遺産を使い込んだ伯母の家の最終確認で、私も遺族の一員として立ち会いに行っていたのだが、伯母の家にはその妹(つまり姉妹なので結局伯母なのだが)の遺影もあって、業者から遺影は家の処分前に引き取っておいてくださいと言われて、こちらで引き取ってきていたのだ。
あと、おまけにこの黒いラックも。

昨日は母はデイサービスで不在だったが、前日までなかった伯母の遺影とこんなに存在感のある黒いラックが突然増えていれば何か聞いてくるだろうと思ったのだが、まさかの無反応だった。
なんてこった。

遺影もラックも、私が置いた場所から位置がずれていたので、存在に気づいていないということはない。
一瞬気付いて動かし、認知症でその後すぐ存在を忘れたのだろう。
こちらも説明は面倒なので放置することにした。
ラックは好きに活用してください。

黒いラックが現れた!

帰ろうとすると、梨を3個入れた紙袋を持った母が現れた。
「あんた食べきれんけん持って帰って。多すぎた。」

買い過ぎだ。
本当にちょっと買い過ぎが多い。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。