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時代小説好きの歌舞伎観劇記録「義経千本桜」「妹背山女庭訓」(六代目中村時蔵襲名披露狂言)

歌舞伎を題材にした小説が好きすぎてとうとう歌舞伎観劇デビューした梨の木です。前回は六月大歌舞伎の夜の部を観ましたが、すっかりハマってしまい昼の部にも突撃してきました。今回は幕見席です!

前回の観劇記録は⇩

初めての歌舞伎観劇で「女方って素敵…!」と思ったので、今回は女方がたくさん出てきそうな演目を選びました。

そして幕見席ってめちゃくちゃ安いんですね!?30分くらいの演目だと¥800、80分くらいの演目でも¥1,600で観られるのはお得だなと思いました。ちょっと時間があるなというときに、喫茶店に入ったり映画館に入ったりする感覚で歌舞伎観れるじゃん!という発見。もちろん席は4階なので遠いんですが、双眼鏡があれば全然楽しめました。双眼鏡は8倍くらいのもので十分です。あと目薬は必須です。双眼鏡は目が乾くので(私だけ?)。

事前予習で幕見席は並ばないと買えないと思っていましたが、今はオンライン予約ができるみたいで、むしろ当日窓口で買えるのは両サイドの20席程度だけでした。(参考:https://www.shochiku.co.jp/play/theater/kabukiza/makumi/)

4階幕見席(上手側)からの景色

センターブロックはオンライン予約のみの指定席になっていますが、当日買える自由席(購入順に並んで好きな席を取る)でも見えにくいという印象はありませんでした。もちろん1階席の方が見やすいのは当然ですが、これで¥800~¥1,600ならお得です。

そしていざ観劇!

「乙女のための歌舞伎手帖」(https://amzn.to/4ce32sQ)を読んでから中村米吉さんが気になっていたので、登場シーンはかぶりつきで観ました。何て美しい…!ていうかかわいい…!舞台化粧映えするお顔ってこういうことを言うんだなと思いました。

「妹背山女庭訓」はいろんな小説でも登場する話なので、こういう話なのか~と思いながら見れて楽しかったです。お三輪さん美しすぎませんか!?新中村時蔵さんが演じられていたのですが、正直「これはファンになってしまう…!」と思いました。すでに、もう1回、いやもう2回は観たいですもん。しかも近くで観たい!本当にきれいでした。

官女のいじめのシーンでは笑いも起きていましたが、たしか、あえてすべて立役が演じるという決まりなんですよね?ちなみに全員が小川さんだったらしく、親戚一同揃い踏みで襲名のお祝いという感じがしてよかったです。というかもしかして歌舞伎の一門ってたどっていけば全員親戚だったりしますか?

まだまだ知らないことがたくさんある歌舞伎の世界、どこまでも深掘りできそうで楽しみです。推しの数が片手じゃ足りなくなりそうな点だけが心配ですね…。

歌舞伎稲荷神社

今回は歌舞伎稲荷神社にもお参りしてきました。地下2階の「かおみせ」というショップでは御朱印の販売もしているようで、こちらもゲット。初日と千穐楽はデザインが違うものがもらえるようです。集めたくなるじゃないですか…!

かおみせ(https://www.kabuki-za.co.jp/miyage/kaomise.html)で買える集印帖と歌舞伎稲荷神社の御朱印

最後に私が歌舞伎観劇にハマったきっかけの小説をいくつか紹介して終わります⇩

Audible版の「国宝」はなんと尾上菊之助さんが朗読をしています…!⇩


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