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管理職、上機嫌をまとう。

お疲れ様です。総務部総務課マモたろうです。

今回は「上機嫌をまとう」がテーマです。
特に管理職には、必須のユニフォームだと感じています。
(部下の方は、相手が図にのって辛い目にあうこともあるのでご注意を)


管理職、不機嫌をまきちらす。

他の部署に、不機嫌をまき散らす管理職がいました。八つ当たりする方もいました。もちろん、そのチームは会話もなく活気がありません。
しかし、その管理職がいない時は、少しだけ和やかになっていました。
不機嫌は、とてもカッコ悪いと感じました。

また、いつも難しい顔している管理職がいました。その方をよく知らないので、怒っているのか、考え事をしているのかわかりませんでした。
相手に「察せさせる」ことを期待しているようで、とてもカッコ悪いと感じました。

共通の敵としてチームがまとまることもあります。トップダウンのほうが業績が良いこともあります。でも、一度考えてみていただきたい。

「自分の機嫌で部下の可能性を潰しているかもしれない」
「自分の機嫌で部下の人生を潰しているかもしれない」

不機嫌は、カッコ悪い。

管理職、上機嫌をまとう。

楽しいこともないし部下もいまいちなのに、機嫌よくなんてなれないと思う方もいると思います。
そんな、あなたもお客様の前では機嫌良さそうにしていませんか?

「上機嫌はまとえる」のです。

お気に入りの服を着ている時に、気分が良いことはないでしょうか?

上機嫌はとてもカッコ良い衣裳です。
上機嫌をまとって、自分の気分も良くしてみてはいかがでしょうか?

私の投稿だけでは納得できないでしょうから、先達の言葉も贈ります。

「上機嫌は人が着ることができる最上の衣裳である」

サッカレー(イギリスの作家)

「私は義務の第一位に上機嫌をもってくるにちがいない」
「不機嫌というものは、結果でもあるが、それに劣らず原因でもある」

アラン「幸福論」

上機嫌をまとって背筋を伸ばしましょう。
逆説的ですが、背筋を伸ばす先人の言葉も引用します。
マネジメントの言葉の生みの親、P.F.ドラッカー氏の引用です。

マネージャーにしてはいけない人
①強みよりも弱みに目を向ける者をマネジャーに任命してはならない
できないことに気づいても、できることに目のいかない者は、やがて組織の精神を低下させる

②何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者をマネジャーに任命してはならない
仕事よりも人を重視することは、一種の堕落であり、やがては組織全体を堕落させる

③真摯さよりも、頭のよさを重視する者をマネジャーに任命してはならない
そのような者は人として未熟であって、しかもその未熟さは通常なおらない

④部下に脅威を感じる者を昇進させてはならない
そのような者は人間として弱い

⑤自らの仕事に高い基準を設定しない者もマネジャーに任命してはならない
そのような者をマネジャーにすることは、やがてマネジメントと仕事に対するあなどりを生む

P.F.ドラッカー

おわりに

上機嫌をまとっても、最初はブカブカでピカピカで恥ずかしいかもしれません。スーツだってそんなものでしたでしょう。
最初におしゃれした時に、誰かに変に思われないか不安だったでしょう。
そんなものです。そんな自分は、カッコ悪くてカッコ良いです。

上機嫌のメリットは?と思う方もいるでしょうが、メリットがあるから、まとうというのはいかがなものかと思いました。
「自身が気に入っている衣裳」だけでよいかと感じました。

いつも上機嫌なんて無理でしょう。
機嫌の悪い時は、喫茶店でそっと脱いでケーキセットでもいかがでしょう。
せめて、部下に不機嫌をまき散らす人にはなってほしくありません。

お読みいただき、ありがとうございます。

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