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【4月19日】こんな精巧な地図、作っちゃっていーの❓外国人に狙われた「素map」

アラフィフギルドchにお越しの皆様、いつもお読みいただき、ありがとうございます。
ギルドマスターみさお でございます。

お利口になる漫談の時間でございます。
今日は、「地図」の話でございますね。

はい、チーズ。
はい、違いますよ、すいません。

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日本地図を作った大偉人のお話

はい、地図でございます。
皆さんもよく使っておられるでしょう。
今はデジタルになっておりまして、Googleマップとかね、Yahooマップとかスマホを持ち歩けば地図を見ることが気軽にできるようになっておりますけれども。

昔は、そうではなかったんでございます。
スマホもなければ何もなかった時代、地図もございませんでした。

江戸時代、あるお方が地図を作るまでは、精巧な地図はございませんでした。
皆さんご存知ですね。
歴史の教科書で必ず習った、地図を作った大偉人、伊能忠敬さんでございます。

日本の地図を初めて作った人と言われております。
日本にはそれまで地図がなかったの?って思われるかもしれないですが、あるにはあったんでございます。
この話をすると長くなりますので、今日は伊能忠敬さんの地図にまつわるお話だけさせていただきます。

4月19日「地図の日」=「最初の一歩の日」

時は江戸時代、1800年でございます。
この年の4月19日は伊能忠敬さんが地図を作るために出発した日と言われており、「地図の日」に指定されたというわけでございます。

そして、この「地図の日」には別名がございまして、「最初の一歩の日」とも言われております。
どちらも伊能忠敬さんにまつわる日として制定されているということでございます。

スタートは自腹の旅

伊能忠敬さんの地図作りの旅のスタートは、幕府公認のプロジェクトではなかったんでございます。

この時代では、地図を作る際は幕府の許可が必要だったそうで、その許可だけはもらっていたとのことですが、スタート当初に幕府からの資金援助はなかったそうでございます。

旅費だったり、測量すときに人件費もかかりますが、そういった費用に関して、幕府からは「許可はするけどすべて自腹でやれ」と。
完全にボランティアでございます。
大変でございますね。

将軍様のお眼鏡にかなって、国家プロジェクトに昇格♪

なんとなんと、東日本の地図が完成した時、それを時の将軍様が見て、地図のあまりの精巧さに感動して、幕府が資金援助することに。
自腹の旅は一気に国家事業になったということなんでございます。

それくらい、作られた地図が素晴らしかったということでございますね。
地図を作るのには、距離やら高さやらを測る必要がございまして、測量と呼びますが、伊能さんはめちゃめちゃ精密な測量のもと、精巧な地図を作っておったと。

まだ驚くなかれ、驚きの事実が山盛りなんでございます。
伊能忠敬さん、実は千葉で、商売やっており、めちゃめちゃ大繁盛した大成功者でございます。

50歳で隠居するくらい財を成してしまった人なんですね。
隠居後に、まだまだ学びたいということで、暦や天体についての勉強をしに、江戸に行っていたとのことです。

北海道の守りのため、精巧な地図が必要だった

伊能忠敬さんは地図を作りたかったんですが、幕府の許可が必要で、なかなか下りなかったそうなんでございます。
ただ当時、隣のロシアに日本との外交に関わる動きがあって、幕府にも、きちっとした日本の地図が必要となりました。
 
ロシアに近い北海道の方から手掛けていくよう幕府からの指示もあり、北海道に向けて、測量の旅に出発したそうでございます。

総歩数4000万歩のグレートジャーニー

そして、全国の測量を一通り終えたときには17年かかっていたそうです。
17年間かかって測量して、ある程度の地図を作ったあと、これを組み合わせないといけないんでございますね。
 この組み合わせ作業もとても大変でございまして。

実は伊能忠敬さんは、最終形の日本地図を見ることなく、73歳でお亡くなりになっているんでございます。
50歳から73歳までずっと地図一筋で、日本全国を駆け回ったとのことですね。

総歩数は4000万歩!!
どういうことなんでございますか!?
普通の人が何人分ぐらい歩いたんでございましょうか。

「歩く人は成功する」と言われていて、ちょっとした成功法則とされていたようでございます。
坂本龍馬さんなんかが代表例でございますが、伊能さんも全国を駆け回ったのでございます。

自分のためだけでなく、世の中のため、他の人のため、国家のために歩き回ったっていうこと。
こういう人たちは大成功者になるというジンクスのようなものもあるらしいんですけど、まさにその一人というふうに思うわけでございます。

欧米列強が驚愕の精度!

そして、さらに凄いことづくしでございます。
あまりにも素晴らしすぎる地図でございまして、イギリス人の方が見てびっくりしたそうでございますね。

イギリス人は自分たちの測量技術で、日本地図製作を始めたんでございますが、伊能忠敬さんの地図を見て、これはもう勝てんということで、測量を中止したということなんでございます。

他にも「シーボルト事件」というのはご存知でしょうか?
この伊能忠敬さんが作った詳細地図を、自分の国に持ち帰ろうとして、見つかってしまったということなんでございます。

要するにスパイ行為でございますね。
この当時、地図は本当にお宝でございまして、国家プロジェクトで作った地図を、シーボルトさんが持ち帰ろうとしたという事件でございました。

何度も言おう。「すごい地図である」と。

みさお ももちろん現物は見たことないんでございますけど、インターネットに出ている地図があって見たんでございますが、本当に凄いでございますよこれ!

現代の地図と上下に比べてあるんでございますが、ちょっとずれてるだけで、形といい、位置といい、本当に素晴らしい精度を保っている地図でございました。

「本当にすごい」、これに尽きます。

今日はね、すごい美しい地図を作った、素晴らしい功績を残した伊能忠敬さんのお話しでございました。

今はスマホ一つで全部見れる世界になっておりますけど、この江戸時代にそういう努力があったからこそ、ということでございまして。
感謝して、地図を開きたいなと思っております。
ありがとうございます。

ということで今日の話はこれにて終了でございます。
明日も楽しみにしておいてくださいませ!
終わり!

なしきみさお 
感謝。

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