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それがたとえ私たちの勝手な想像だとしても

 猫の目線で見る世界。

 それは、どんな世界だろう。

 慌ただしい人間の横を、するりと抜ける猫の目線。

 どんなふうに見えているだろう、な。

 のんびり、あくびでもして、生きていく。

 きっとそれさえ人間どもが勝手に想像した印象。

 本当は何を考えているのか、それはわからない。

 けれど、

 ねこ曜日 何もしない 
 ねころんで まどろむだけ
 あなたのひざ 温かい
 ほかに 何もいらない
              谷山浩子 ねこ曜日より

 こんな世界を想像する、できる、力を持っている。

 猫の目線で見る世界。

 それはきっと、今の私たちに必要な、生き方。

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。