【 2021年を振り返って 】
2021年も残すところ、今日を入れて2日となりました。
私は昨年の12月より、特例子会社で働いています。
完全在宅勤務なので、様々な障害や病気を持っている私でも、無理なく働くことができています。
特に寒い時期は体の痛みが強くなったり、倦怠感が増します。
自宅で仕事ができるのは、本当にありがたいことです。
私の2021年をひと言で表すと、『出逢い』になります。
この1年間で、本当にたくさんの方との出逢いがありました。
音声でつながるSNSが登場したことにより、交際の幅が格段に広がりました。
私には本音で話せる友達がほとんどいません。
それを特に寂しいと思ったことはありませんが、毎日お話しできる相手がいる生活もよいなと感じていました。
知り合った方のうちの何人かとは、かなり深い話ができるようにもなりました。
ただし、人と深く付き合うということは、それなりのリスクを伴います。
実際にひどい言葉で攻撃されたり、第三者を巻き込むトラブルに発展したこともありました。
私はそれがとてもショックで、メンタル面の不調をきたしてしまいました。
うつ症状が悪化して、仕事を休んだこともあります。
仕事にプライベートの問題を持ち込んだということで、上司からの注意を受けたこともありました。
入社してから一度もそのような経験がなかったので、さらに落ち込みました。
このままでは大切な仕事まで失ってしまうと悩んだ結果、生活の見直しをすることに決めたのです。
普段からお世話になっている心理士さんに相談し、対処方法を一緒に考えていただきました。
職場定着支援員さんにも、ずいぶんと助けていただきました。
しばらくの間、家族以外の人との関わりを持たない生活をしていました。
在宅勤務の性質上、誰とも会話をせずに終わる日もあります。
正直なところ、家族以外と話せないことで、非常にストレスをため込んだ時期もありました。
そんなとき、SNSで仲よくなった方たちが、心配してメッセージをくれました。
そのメッセージにとても救われたのを覚えています。
『捨てる神あれば拾う神あり』
まさに、このことを言っているのだと感じました。
心理士さんとの約束を守りながら生活することで、少しずつ体調が回復してきました。
勤怠が安定し、仕事に打ち込めるようにもなりました。
職場定着支援員さんによると、上司が私のことを大変心配してくれていたそうです。
これが9月の初めのことでした。
紆余曲折ありつつも、10月に入ったころには体調が安定し、仕事もプライベートも問題なく過ごせるようになりました。
こうやって1年を振り返ってみると、私のそばには、いつも誰かがいてくれました。
たくさんの方に支えていただいたおかげで、今の私があるのです。
いろいろあった1年ですが、多くの喜びや学びを周囲の方から頂きました。
私とつながっていてくれたすべての人たちに、感謝の気持ちを伝えたいです。
皆さんのおかげで、私は今日まで生きてこられました。
これからも素敵なご縁を大切に、自分にもほかの人にも、優しくいられる人でありたいと思っています。
今年は大変お世話になり。ありがとうございました。
来年も何とぞよろしくお願いいたしします。
2022年も皆さんにとって、輝かしい1年になりますことをお祈り申し上げます。
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