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5年後のありたい姿から人員育成計画を作る

採用、育成、評価いずれも計画的に実施する事が重要です。
未来のありたい姿から逆算して今なすべき事を考えていきます。

5年後のあるべき姿(組織図)

中期経営計画では3~5年程度先の業績目標を設定しますが、同時に3~5年先の組織図も描きます。
「誰に」「どのポジションで」「新規事業は〇〇に」等出来る限り詳細に描いていくと、不足しているポジションに必要な人材要件や必要な育成内容が見えてきます。

5年後のありたい組織図を描く


年齢別グレード別分布分析

企業が未来永劫に繁栄する為には、年齢や能力、役割においてバランスが取れている事が望ましいです。
企業としての理想とする年齢とグレードのバランスを描き、現状はどのような状態になっているのかを分析するのもオススメです。

グレード別年齢別社員分布図(例)

色付き部分が理想(例:28歳〜32歳でリーダー層にいる事が望ましい)ですが、分布図企業の場合各グレードにおいて立て直しが必要であり、特にマネジメント層は非常に不足しています。
マネジメント層の採用をして最短で理想に近づける方法の一つですが、現状社員の育成をして期待する役割と発揮出来る能力が早期に見合う様にする方法を選択する企業が一般的には多いです。
この場合も○年後のあるべき姿を「社員個々」に対して描き、個々の理想と現状のギャップから優先事項を出して育成計画を考えて実行していく事が必要となります。


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