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「彼らがしっかり評価されるようになること」を私の目標に設定した。

働き方によって、評価されやすいチーム、評価されにくいチームがある。

私が課長を務めているグループの中には50人のメンバーがいて、色々なシステムエンジニアが在籍している。

その中には、24時間365日稼働しているシステムを、シフトを組んで守っているチームがある。彼らは早番、遅番、夜勤をぐるぐるとシフトしながら働いている。

彼らは、会社が開催する勉強会などのイベントにはシフトの都合で参加できないことが多く、彼らは役職者などから、なかなか顔を覚えられることはないし、彼ら自身も自社イベントからは足が遠のき、いつも働いているマシンルームこそが会社だ、と感じているふしがある。その日の、その夜勤が無事に終わることだけを考えているようにも見える。

先日、全社員に向け「安否確認訓練」という物があり、昼12時にメールが送られた。おおむね返信が完了する中、シフトチームの数名のみ反応が無い。部長からそこの係長に対して「回答するように言って!」と連絡がいったところ、そこの係長は「夜勤明けで寝てるんですよ!寝かしてあげてくださいよ!」なんて言って、部長は私に不快感を示したりした。

悪循環に陥っている。彼らは十分に優秀な技術者で、彼らは彼らのミッションを遂行している。でも、高評価を得ることは少なく、閉塞感がある。「どうせ俺たちは」って空気がただよっている。

なんとかしたい。

彼らが、高評価を得られるようになることを、私の目標に設定した。まず、彼らの考え方を変えることは必要だろう。役職者たちの見方や印象を変えることも必要だろう。何か環境や仕組みを変えることも必要かもしれない。けっこうな改革になりそうだ。

集合することが減り、リモートで活動することが推奨される今、勤務時間がさまざまな彼らにはチャンスだと思っている。今までデメリットに感じていた勤務時間を逆手にとった効果的な施策を打ち出せるかもしれない。彼らならではの組織力向上作戦があるかもしれない。

私は今、とてもワクワクしている。

これが、まず、今年中に取り組む、一つ目のたくらみだ。

いつも読んでいただきありがとうございます。