学校で「皆の意見」「規則を守る」を教え込まれるのはなぜ?
少し前、ツーブロックが校則で禁止になったことが話題になってましたね。
でも、そもそもツーブロックどころか、髪の毛が肩についたら縛らなくてはいけないとか、スカートは膝の真ん中の丈とか、意味わからない決まりって昔からあるじゃないですか。
学校って「規則」とか「決まり」を守ることを教え込む場なんだと思います。その決まりが有用かどうかは別として、守らせる・従わせることが大切なのかなと思います。
大人になって「僕は法律守りません」なんて言ってられないですよね。決まりに従うことに、小さい頃から慣れてもらうための場でもあるのが学校なのかなと思いました。
多数決もそうじゃないですか。皆の意見を聞いて、多い方にしましょうっていうのも、学校で当たり前にやってますけど。なんでやるのかって、今の社会の仕組みがそうだからですよね。選挙して多く票を得た人が代表になって皆の意見を代弁する。
でも法律に従うとか、多数決で決めるとか、そういう社会の仕組みって元々あるわけじゃないですよね。何年前からだか忘れましたが。今がたまたまそういう時期なだけで、何百年後にはまったく違った形の社会があるかもしれない。
今があたり前だと思ってしまうと、進歩はないかもしれません。もしかしたら法律でしばる他にもやりかたがあるんじゃないかとか、多数決じゃない決め方があるんじゃないかとか、考えるのは良いことではないですか。
でも「なんでその規則に従わなくちゃいけないの」とか、「おれ皆と違う意見なんだけど聞いてよ」とか口に出しちゃうと、すごい目で見られたり、叱られたりするんですよね。先生は規則を守らない人を叱るから、ルールから外れる人は怒られて当然。多数決だから、人と違う意見をもった人を度外視するのも当然。いじめも、そういう何かからちょっと外れた人が標的になりがちだと思います。
でもまったく、当然じゃないですよ。当たり前じゃないです。もっと自由があってもいいんじゃないですか。学校が窮屈だとか変だと感じる子供は絶対います。その子が変なわけではないです。おかしくないです。自信を無くさないでほしいし、外れた自分を責めなくていいんです。
どうしたら学校が心地よい環境になるのか。せめて気持ちの悪いものでなくなるのか。正直全くわかりません。ただ思ったことを書いてみました。