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過剰にお金を払ってる?サブスクの契約見直しポイント

会計事務所である弊社では、お客様の会計資料や記帳データを拝見させていただくため、経費の見直しのご相談もよく頂きます。

今回ご紹介するのは、「サブスクリプション」、通称サブスクの見直しです。

サブスクは、定額料金でサービスを受け放題になる便利なサービスですが、だからこそ支払っているという感覚を忘れてしまい、過剰にお金を払っていたというケースもよくあります。

サブスクで過剰にお金を払っていたケースにも様々なパターンがありますが、今回気になったのは「クラウドストレージ」の多重契約です。


クラウドストレージって?

「クラウドストレージ」とは、いわゆるネット上にあるデータを保存する場所です。

有名サービスだと、

  • Google Drive

  • iCloud

  • Microsoft OneDrive

  • DropBox

  • Box

などがあります。

それぞれ無料プランで保存できる容量はどのサービスも少なめで、写真やその他データが増えてくると、有料プラン(サブスク)を契約するよう誘導されます。

「空き容量が足りません。アップグレードしませんか?」という文字を見たことがありませんか?

これが有料プランの入り口です。

クラウドストレージの契約そんなに必要?

これまで拝見していると、

  • iPhoneを使っていて、Appleの「iCloud」に写真や端末のバックアップを自動保存している

  • GoogleのGmailを使っていて、「Google Drive」にメールの添付ファイルやパソコンのデータをバックアップしている

という方が多くいらっしゃいました。

このように、使っているサービスが複数にわたっている時に、いろんなところから「空き容量が足りません」と通知が来て、有料プランにされている方は要注意です。

これまで拝見した中では、使うクラウドストレージを上手にまとめると年額15,600円も節約できるパターンがありました。

書類整理をするように、「データをどこに保存するか」を決めると節約できるかもしれません。

クラウドストレージは一つの例ですが、同種のサービスの契約を複数しているのであれば、「本当に使っているか」「一つにまとめられないか」検討しても良いかもしれません。


執筆担当
システム企画室 水内 智也