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こうめい@なるぱら
2016年10月28日 05:22
隆一にして治まり、二にして亂る―隆一而治、二而乱―[原文](荀子 致士篇第十四)隆一而治、二而乱。[書き下し文]隆一にして治まり、二にして亂る。[原文の語訳]尊いことが一つであれば治まるが、二つになると乱れる。[解釈]トップや目標が一つであれば統率できるが、二つとなると混乱してしまうということです。頂点に2人いるとどちらの指示を優先すべきか迷ってしまいますし、派閥争い
2016年10月1日 05:34
造父は其の馬を窮めず―造父不窮其馬―[原文](荀子)造父不窮其馬。[書き下し文]造父は其の馬を窮めず。[原文の語訳]造父はその馬を極限まで酷使しない。[解釈]名御者の造父は、扱う馬の全精力を使い切ることはしないということです。少しは余力を残しておかないと、いざという時や最後の一踏ん張りがきかなくなります。精一杯、全力を注ぐかどうかは自分自身が管理するもので、周りが
2016年9月23日 05:23
質的張りて弓矢至る―質的張而弓矢至焉―[原文](荀子)質的張而弓矢至焉。[書き下し文]質的張りて弓矢至る。[原文の語訳]的の中心を張るとそこに弓矢が集まる。[解釈]目的をもって物事を始めると、関連する物事が自然と集まってくるということです。「決め打ち」という言葉もありますね。良くも悪くも連鎖反応ですね。人為的に横の繋がりで集まってくることもあるかもしれません。人望