見出し画像

沖縄の人たちがキレイで元気な理由

先週から昨日まで家族で沖縄旅行に行ってきました。
沖縄って文化が全く違うので
なんだか海外に行ってきたみたいな気分になりますね!

今回は沖縄の文化を「東洋医学目線」で

なぜ沖縄の人たちは長寿なのか
なぜみんな沖縄に行きたくなるのか
沖縄の人はなぜ美しいのか

をまとめました!!

1.豆腐の文化

今は少し変わってきているようですが・・・
もともと沖縄の伝統的な料理の主要なタンパク源はお豆腐だったそうです。

確かに沖縄料理にはお豆腐を使った料理がたくさんあります。
お豆腐だけでも島豆腐、ゆし豆腐、豆腐ようなどの種類があります。

薬膳的にお豆腐は
体の余分な熱を冷ましてくれたり、体を潤してくれる作用があります。
また気虚に良い食材なので、その自然な甘みが体を元気にしてくれます。

そして現代の研究で言うと
植物性のタンパク質を多く摂ると死亡リスクが下がる可能性がある」(:Budhathoki S et al.:JAMA Intern Med. 2019;179(11):1509-1518.)という報告があります。これも沖縄の人たちが長寿である可能性の一つかもしれません。

また、これは大豆由来ではありませんが
ジーマーミー豆腐も美容にとてもいいのです!!

ジーマーミー豆腐は落花生から作られています。
落花生はなんといっても私たちに潤いを与えてくれます。
またビタミンEが豊富なのでアンチエイジング作用もあります。

他にもビタミンB1、ナイアシン、ビオチン、ミネラル、など美容成分たっぷりです。

こんなに良いものを日常的に摂っていたら
綺麗で長生き出来そうですね!

2 味の濃い野菜たち

沖縄料理を食べていて
緑黄色野菜の味の濃さにびっくりしました!

色も鮮やかで元気が出ますね!!

沖縄は陰陽で考えて陽が強い地域です。
きっと野菜もそのエネルギーや暑さを受けて旨みが強く味の濃い野菜になっているのだと思います。

また、沖縄って輸送費が高いんですよ。
なので自然とその土地のものを大切に食べる文化になっていると思うのです。

この考えを東洋医学で「身土不二」と言います。
その土地に住む人はその土地でできたものを食べるのが
一番元気になるのです!!

ゴーヤにニンジン、カボチャ、紫芋、とても美味しかった!

3.黒糖文化

沖縄で黒糖は「ヌチグスイ(命の薬)」と呼ばれ健康効果が高く評価されてきました。

畑仕事のさいの休憩のお茶菓子としてそのまま食べたり
風邪の初期には家庭薬としても使われたそうです。

黒糖は東洋医学的に
血行を良くしてくれたりお腹を温めてくれたりします。
産後や生理中にとても良いエネルギー源です。
冷えからくる女性特有のトラブルにとても効果的です。
血を補ってくれるので貧血にも効果的です。

沖縄には黒糖を使ったスイーツがたくさんあります。
黒糖が根付いた食文化で沖縄の女性がとても元気なのは納得です!

4.昆布文化

沖縄では昆布を使った料理もよく出てきます。

私たちが家族で行った島居酒屋でもお通しで「クーブイリチー(昆布の炒め煮)」が出てきました。

クーブイリチー

昆布は東洋医学的に
私たちの体の中で余分に余ってドロドロになった「痰湿」という悪い水分を流してくれるデトックス食材です。
暴飲暴食が多い方には特に食べてほしい食材です。

また子宮筋腫やしこりなどの固まったものをほぐす作用があります。
高血圧や生活習慣病にも良い食材です。


沖縄、本当に良いところですよね。
沖縄の方たちが沖縄のことが大好きなことが
とても伝わってきます。

そんな土地を愛する気持ちが魅力につながり
その土地のエネルギーになっていることを感じました。

沖縄のお料理を薬膳的に見ると新しい発見がたくさんあります。
そんなお料理のエッセンスを日常に取り入れるとそれだけでも
沖縄のエネルギーをもらって元気になりそうですね!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?