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たぶん誰でもできる良いコンテンツをつくる方法

それはとてもとてもシンプルなもので、

「さっさと始めて、ずっと続ける」


これだけだと思う。

たいていのことは考えるより、やってみたほうが早い。より良い出来にするためには走り続けながら調整したほうが芯を食う。

・こんなことやってみたいけどニーズある?
・誰も“いいね”してくれなかったらどうしよう
・やってみたところでつまらないかも
・いつか時間ができたらやろうかな

こんなのは全部検討するだけ無駄なのだ。

飲んだ勢いで宣言して始めたことも、数年続けたらだいたいモノになる。そういうもの。

僕のまわりでも気持ちよくコンテンツを作ったり、情報発信をしたりしている人はみんな、さっさと始めて、ずっと続けている。

その一例を紹介すると、たとえばこのニュースレター

DearMedia Newsletter

「DearMedia Newsletter」は、“新しい視点”をお届けするニュースレターです。いまこの世の中には、毎日驚くほどたくさんのニュースが生まれ続けています。ニューヨーク・ロンドン・パリ・ミラノ・東京から生まれる記事をプロの目線でスクリーニングし、「ちょっと気になる情報」「最近話題のニュース」「面白いできごと」をピックアップしてお届けします。

最近めでたく発行から1周年を迎えたらしい。発行人はPR・ブランディングの専門家の人で、個人でなんとなく始めたことが、1年継続するうちにどんどん洗練されていっている。

一般的にこういった情報系のメルマガ開封率は10%前後と言われている中、DearMedia Newsletterは平均43.1%とのこと。

それはたぶんこのニュースレターで紹介される記事がどれも面白いから、そしてそこから何が学び取れるかというたしかな考察が載っているから。

仕事柄いろんなニュースソースを見ながら日々過ごしているけど、このニュースレターに載っている記事は独特の視点があって、普段の自分のアンテナには引っかかってこないものばかり。

僕のまわりには隠れファンが多い(ニュースレターは派手にバズらないが、それがいい)。アーカイブはnoteマガジンでも読めるけど、ぜひメールで購読して受信箱に届くのを心待ちにしてほしい。


それと、もう1つ僕の好きなコンテンツを挙げる。ポッドキャスト番組「ゆとたわ」もすごくいい。

ゆとりっ娘たちのたわごと(ゆとたわ)

2〜3年前からじわじわと聴く人が増えてきて、ここ1年で配信する人も増えてきたポッドキャスト。来年はどこかのサービス事業者が「音声コンテンツ元年」とか打ち出しそうなくらいの盛り上がりはある。

Spotifyなんかはきっちりと作り込んだ公式番組をたくさんリリースしているが、個人の配信者でもっとも注目なのはこの「ゆとたわ」。

女性2人組がまあまあ身近な話題を話す番組という、ごく普通の内容だけど聴いてると確実に癖になる。おそらく唐突に始めたであろう番組が、もうすぐ3周年を迎える。すごい。

番組も面白いけど、なにより配信者の2人が「ポッドキャストをやる」ということをとことん楽しんじゃうぞ、という姿勢が良い。たぶん聴く人よりも一番楽しいのは本人たちだ。

だからか、最近はもうポッドキャストの枠をだいぶはみ出してきた。オリジナルのラップ(ワナチルという曲)をリリースしたり、MVをつくったり、自作の小説を読み上げたり、あふれるクリエイティビティが止まらない。

(↑本気でいい歌だから騙されたと思って聴いてほしい)

たぶんこんなのポッドキャストを始める前は想像もしていなかったはず。ここまで続けてるからどんどん新しい世界がひらけているんだと思う。

「枠への囚われなさ」についてはものすごく影響を受けている。

―――

というわけで、もしこんなことやったら面白そうだなぁって思うことが自分の中にあるのなら、

「さっさと始めて、ずっと続ける」

これだと思うんです。


(…という話をPodcastでもしました)


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