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HSS型HSPと認めて2日経った。

人をラベリングして捉えることには抵抗があった。

だって、その人はその人だから。

障がいの有無、ジェンダー、国籍、信仰などで分かりやすくラベリングできる人だとしても、そのくくりの中にはグラデーションがある。結局、世の中の全員が唯一無二の存在。

そう考えてきた私が、今回あえて自分のことを「HSS型HSP」という枠に当てはめて自分を捉えてみた。そこで生まれた心境の変化を綴る。

生きづらさや辛さの要因が問題ではない。

皆なにかしらの辛さや生きづらさを抱え、もがきながら生きている。

すとんと、こう思えるようになった。

その人が何にアイデンティティを感じているかとか、何に辛さを感じているかなんて関係なくって。最終的にその「辛さ」をその人が辛いと思っているかどうかの方がポイント。

HSS型HSPもしかりで、辛く感じる面と感じない面の両方をもち合わせる。ただ、私自身が辛い部分にスポットを当てている限りは、いつまでたっても生きづらいままだ。

幸せに生きれるかどうかの鍵は、個々人が自分自身の個性をどう捉えるかにかかっている。

人への頼り方が少しわかった。

色々な生き方を知るために、他者から時間をいただく。そんな頼り方もあるんだなと気づけた。

世の中、選択肢と情報だらけで、自分に合いそうな情報を選んで実践することはなかなかに難しい。

自分だけでは拾いきれない情報や、想像がつかなかった生き方を知るために、誰かに相談する。これも大切な頼り方、というのは分かっているようで分かっていないことだった。

人のペースを大事にできるようになった。

HSS型HSPだと、自分のペースで物事を進められないことに大きなストレスを感じる。

だからこそ、他者にもその人のペースが、その人の生活があると深く理解できた。

気づかなかっただけで、これまでは自分のペースを守るために周囲を振り回していたことが、多々あったと思う。

絶対とは言えないのですが、比較的時間をとりやすい日や時間帯はありますか?

急な出来事でペースが乱れて、リスケすることはある種当然だと思うので、そこに対して遠慮しなくて大丈夫ですよ。

そんな声掛けをできるようになった。相手がこの声掛けをどう受け取っているかは分からない。でも、相手にも相手のペースがあると気づけたのは大きいのではないかな。そんな気がする。

まだHSS型HSPや多様な生き方についての学びは始まったばかり。それでもこれだけの気づきが得られた。自分自身を褒めてやろう。

偉いぞ自分。そして君は伸びしろ満載だ!

20210905 Written by NARUKURU




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