決断、決断、そして決断

ナラフラは、農家なので、植物を生産するというのが、
主な仕事ではあるのですが、
その作っている植物自体を、自分で開発するという
商品開発も一つの核となる重要な仕事でもあります。

これが業界でいうところの育種と呼ばれていることではあるのですが、
私にとってはあまり育種していまっせ〜、という意識はそれほどないのです。

じゃあ、
どういう意識かというと、、、

自分が欲しい、と思うものを作りたいんじゃい！
という超絶に自己中心的な自分の欲求を満たすために、
新しい品種をつくりたいと行動しているだけなんです。

つまり、、、、
完全なる自己満足のため（笑）。

でも、そんな私のわがままな自己満足の世界に、
ちょっとでも興味あります〜、という人が、
日本の中で1%でもいれば十分だと思っています。

それくらい突き抜けるくらいのことをしなくっちゃ、
花つくりの道で、突き抜けることができないでしょ！？

というわけで、いつも新しい花ができたときは、
悩みまくって、決断をしなければならないのです。

そして、今日の写真のペチュニアさんが、
その決断のお花でございます！

このペチュニア、ちょっと変わった色で、
面白いかもしれません。
おそらく、一回ポッキリで作れば、最初だけ売れるかもしれません。

でも、そんな一回ポッキリのペチュニアを作るために、
ナラフラがあるわけではありません。

これは、珍しい、という気持ちが出てきますが、
私としては、自分で本当にお金を出して買いたいか？？となったとき、
おそらく買わない、と思うんです。

だから、このペチュニアは、これ以上増やさない、
そして、販売はしないという決断を下すわけです。

これが、自分が欲しいという自己満足を突き抜けるための
商品開発の舞台裏というわけです。

楽しい決断もあれば、腹を括るべき決断もある、
その決断をしっかりするから、
ワクワクする品種を創り出すことができるのだと思うのです！

さぁ〜、明日もワクワクする決断をしていこう！

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