資料[資料17(その7)]―言説生成プログラム「物語ロボット/世界司令官・ハシモト君」によるパロディー文章の生成結果例(その7)

 拙著『物語戦としてのロシア・ウクライナ戦争』(新曜社)の「資料17」に当たる。(分量が多いのでここでは7つに分けた。)

 橋下徹氏のツイッターから収集されたロシア・ウクライナ戦争関連文章中のキーワードを用いた、単語の組み合わせや深層学習に基づく言説生成システム。「物語ロボット/世界司令官・ハシモト君」と名付ける。

 なぜ「物語ロボット」かというと、最終的にロボットが語るシステムを作っているためである。実際のロボットによる(ひたすらの・単調な)語りは別のところで公開する予定である。

 生成方式の説明は、以下で説明されている――

 小方孝 (2022). 現在日本の社会的言説の事例に基づく調査・分析・批評―「橋下徹」という現象を素材とする物語生成のポストナラトロジー研究―. 『日本認知科学会第39回大会発表論文集』. 622-631.
小方孝 (2022). 戦争と物語生成素人談義 ―“世界司令官・ハシモト君“もいる悲しい日本の、風景の向こうへ―.『人工知能学会第二種研究会 ことば工学研究会(第69回)資料』. 17-142. (2022.9.30(Fri.), 東京)

 なお、あくまで物真似型のパロディーであり、橋下氏の意見を忠実に再現することは目的としていない。

 

(7) プロップ

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主人公:ゼレンスキー、敵:プーチン、被害者:ウクライナ姫、援助者:バイデン、派遣者:スターリン、偽主人公:橋下徹、呪具:ジャベリン

 

単純泉で用事に弟妹が出かける。プーチンがゼレンスキーに乱暴する。ゼレンスキーが負傷する。原野で角通がゼレンスキーに欠如する。遊泳場でアタッシェをプーチンが殺害する。呪文を従兄が歌う。ゼレンスキーが単純泉から遊泳場まで来る。被害をゼレンスキーが知る。ゼレンスキーが冒険に備える。冒険へゼレンスキーが出立する。生地(せいち)にゼレンスキーが向かう。生地(せいち)でバイデンとゼレンスキーがつかみ合う。バイデンがゼレンスキーに戦いで負ける。ジャベリンが呪文をゼレンスキーに教える。五大陸で跡をゼレンスキーが辿る。ゼレンスキーが敵地に向かう。ゼレンスキーが五大陸からロッカープラントに移動する。ロッカープラントでプーチンはゼレンスキーがミューオンを持参することをゼレンスキーに課する。ゼレンスキーがミューオンを持参する。ゼレンスキーが難題を解決する。角通をゼレンスキーが入手する。ゼレンスキーがロッカープラントから脱出する。ジャベリンがロッカープラントより脱出する。遊泳場にゼレンスキーが到着する。橋本徹がオーキシンをスターリンに要求する。ウクライナ姫が真実を語る。嘘偽りが橋本徹の露見する。宇宙空間でゼレンスキーが宮殿を宇宙空間へ建てる。宮殿にゼレンスキーが住む。遊泳場でプーチンがスターリンに謝罪する。プーチンを拘置所へスターリンが閉じ込める。宇宙空間で王位をゼレンスキーが得る。

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