「今日が一番若い」と思えなくても大丈夫。自分を受け入れて前向きに進む方法
「残りの人生で、今日が一番若い日」
って、よく聞く言葉ですよね。
過去のことを考えていても仕方ない。
今から前向きにチャレンジしよう!
…って、頭ではよく分かります。
でも、素直に受け取れない。
信じたいとは思っているのに、
なんかもやっとしてしまう。
「でもなー…」「そんなうまくいくのかな」
って思ってしまう。
「でも、何なのよ?」
「何がうまくいかないの?」
とも思いつつ、その答えも出ないまま、
そうやって前向きになれない自分を
責めて、また悩んで...
そんな悪循環に陥っていました。
でも、最近
「そう思っちゃうのも無理ないよな」
って思ったんです。
今までの人生と比べたら
「今日が一番年取ってる」のも確かだし。
そして、未来は白紙だけど、
過去は具体的に思い浮かべられるから
もっと早くに気づいていたら…
新しいことをやっておけば…
と、つい思ってしまいます。
例えば、
大学卒業と同時に、管理栄養士の免許をとり
本当はそれを生かした仕事がしたかったのに
「なんか向いてないかな」
「大手の会社に入った方が安心かな」
「周りの人も研究職で就職しているし」
なんて考えて、別の道を選びました。
でも、結局6年半で転身することになり、
やっぱり、新卒で
管理栄養士として就職しておけばよかった。
病院や学校、介護施設では働きたくないと
当時は思っていたけど、
今思えば、キャリアの最初のステップとして
賢い選択だったかも…
なんて後悔もありました。
それでも、逆に言えば
私にしかないキャリアを築いている!
専門性を高めているんだ!
という自負もあるにはありましたが、
最近、転職活動をしていて
「私の経歴って、応用が利かない…?」
と気づきました。。
中途採用というと、やはり
「経験を生かして」次に移るのが基本です。
管理栄養士として、もしくは研究職としての
経験はもちろんあるわけですが
営業、経理、人事のような
どの会社にも必ずある職種ではないので
経験を武器にして入れる会社が少ないことに
求人を見ていて気づき、
広く応用が利くスキルを持っている人が
うらやましいな、って気持ちにも
正直なりました。
こういうときに、
うらやましいと思っていてもしょうがない。
そう思ってしまう自分がよくないんだ!
気持ちを振り切って進もう!
今までは、こうやって考えていました。
一見、前向きで良さそうなのですが…
自分を否定していることには変わりなく、
苦しい考え方をしていたな、と思います。
最近は、
そういう気持ちに蓋をしないで、
そのまま受け入れてもいいんじゃない?
と思うようになりました。
無理やり前向きに考えなくても、
過去をあれこれ考える自分も、
他人を羨ましいと思う自分も、
全部ひっくるめて受け止めたい。
とはいっても、
過去を悔やんで終わりにもしたくない。
自分を受け入れた上で、
過去の後悔や、未来の不安に向いていた気持ちを
「今」にそっと向け直して
行動さえ前に進めていれば、それでいい。
歩みは止めないけれども
もう少し気楽に生きられるように、
自分の気持ちの置き方を
少し変えていこうと思いました。
ついネガティブに考えてしまうときの
何かしらのヒントになれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。