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質問力は、自分がときめく力になります。
「自分たちが居心地よく暮らすためにはどうしたらいいか?」
質問することで問題が浮き彫りになって、解決法が提案できます。
正解は誰も知らないし、やっと提案した解決法もベストではありません。
それでも、まず「問題を見つける」ことによって、少しずつ世界は変わっていきます。
質問することは、身の周りに無限にころがっています。

質問することは、正しい答えを出すことではなくて「こんなことが今できない」「なにが障害になっているのだろう?」「こんなふうになったらいいな」「こんなふうに変えられるんじゃないか?」と、少しずつでもいいから、新しい領域にときめくことが、質問力の力です。
では、どうやって質問力を鍛えることができるのかを、考えてみます。

1. 目的をはっきりさせる

まず、何を知りたいのかを明確にしましょう。
目的がわかっていれば、相手に対して的確な質問ができます。

2. 開かれた質問を使う

開かれた質問とは、「はい」や「いいえ」では答えられない質問のことです。
例えば、「どうやってこの問題を解決しましたか?」や「このプロジェクトの成功の秘訣は何ですか?」などです。
これにより、相手が詳しく話してくれるので、より多くの情報を得ることができます。

3. 聞く力を大事にする

質問力を高めるには、相手の話をしっかり聞くことも重要です。
相手の話をよく聞くことで、新しい疑問やアイデアが生まれます。そして、さらに深い質問ができるようになります。

4. 簡単でわかりやすい質問をする

質問が複雑すぎると、相手が理解しにくくなります。シンプルでわかりやすい質問を心がけてみます。
具体的で短い質問は、相手にとっても答えやすいです。

5. 次の質問を考えておく

一つの質問だけで十分な情報を得るのは難しいことがありますので、次の質問も考えておくのもありです。
例えば、「具体的にどのように困ったのですか?」や「その問題をどう解決しましたか?」など、相手の答えに基づいてさらに深く掘り下げる質問をします。

6. 相手の立場を考える

相手の背景や状況を理解することも大切です。
相手がどのような視点から話しているのかを考え、その視点に合わせた質問をすると、より良い情報が得られます。

7. 質問の練習をする

質問力は練習で向上します。量稽古も大事だということです。
日常生活や仕事で積極的に質問をし、経験を積むことで、どんどん上手になります。フィードバックを受けて改善することも大切です。

質問力は、誰でも鍛えられます。
目的をはっきりさせ、開かれた質問を使い、相手の話をしっかり聞き、簡単でわかりやすい質問を心がけることで、質問力が高まります。
次の質問を考え、相手の立場を考えることで、より深い情報を得られます。

【今日の問いかけ】
なくなっても困らないことや、やめたいことはなんですか?

ただなんとなくしがみついているものを、手放してみましょう。
軽くなった分だけ、新しいものがやってきます。

まずは騙されたと思って、質問に答えて書き出してみてください。
1つひとつの質問に丁寧に向き合うと、新たな気付きと行動が生まれてきます。

【ワークショップのご案内】
解決力をアップする問う力・聞く力


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