5BOOKs・10MOVIEs・1OYATSU
復学して早々大学の全授業がオンラインになってしまったもので、ひたすらにうちに篭って友達と通話したりヨガマットを大仰に広げてストレッチをしてみたり夜にふらっと静かな町に散歩に出てみたものの意外と肌寒くて退散したり歌ったり踊ったり猫をなでなで撫でまわしたりしながら、気になっていたけれど等閑になっていた本や映画をむさぼり食う勢いで消費する日々です。ヘッダーは前に旅行した宮古島の風景です、どこまでも美しかった。どうしても忘れてしまうので、備忘の意もあって最近観たり読んだりしたことをまとめておこうと思います。自分の意見/感想は省きますが渾身のおすすめをまとめています。手持ち無沙汰で困っている時に少しでも助けになれればと思います!
<5BOOKS>
①『贅沢の条件』(山田登世子)
「あなたにとって贅沢とは何ですか?」―贅沢はお金で買えるのか、買えない贅沢とは何か。「タイム・イズ・マネー」の呪縛にとらわれた世界にあって、「真の贅沢」とは何なのか。著者ならではの冴えた批判精神のもと、中世修道院文化からココ・シャネル、白洲正子まで、豊富な実例を読み解く。そこに浮かびあがる「現代の贅沢」とは。
②『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(伊藤亜紗)
私たちは日々、五感―視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚―からたくさんの情報を得て生きている。なかでも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の八~九割は視覚に由来すると言われている。では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのか―?美学と現代アートを専門とする著者が、視覚障害者の空間認識、感覚の使い方、体の使い方、コミュニケーションの仕方、生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。目の見えない人の「見方」に迫りながら、「見る」ことそのものを問い直す。
③『急に具合が悪くなる』(宮野 真生子, 磯野 真穂)
もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命と言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか?もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか?がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。
④『聖なるズー』(濱野ちひろ)
犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。性暴力に苦しんだ経験を持つ著者は、彼らと寝食をともにしながら、人間にとって愛とは何か、暴力とは何か、考察を重ねる。そして、戸惑いつつ、希望のかけらを見出していく―。2019年第17回開高健ノンフィクション賞受賞。
⑤『るきさん』(高野 文子)
『Hanako』にて1988年6月2日号から1992年12月17日号まで連載された。全57話。バブル時代を背景に、きままな独身生活を送る女性を描く。
<10MOVIES>
①『Laurence Anyways』(私はロランス) byグザヴィエ・ドラン
②『8 1/2』(はっかにぶんのいち) byフェデリコ・フェリーニ
③『La Jetée』(ラ・ジュテ) byクリス・マルケル
④『Twelve Monkeys』byテリー・ギリアム ※La Jetéeからインスパイアされた映画
⑤『La danza de la realidad』(リアリティのダンス) byアレハンドロ・ホドロフスキー
⑥『麗しのサブリナ』byビリー・ワイルダー
⑦『花とアリス』by岩井俊二
⑧『女は女である』byジャン=リュック・ゴダール
⑨『勝手にしやがれ』byジャン=リュック・ゴダール
⑩『都市を耕す』※6/21まで期間限定無料公開されています
<1OYATSU>
家にこもっていると何か作りたくなりますね。ふだんからおやつはあまり食べないゆえ作らないのですが、焼いてみました。
黒糖とナッツのパウンドケーキ
小麦粉100g・黒糖70g・べーキングパウダー小さじ1を大きなボウルに入れて泡立て器でくるくる混ぜる。そこにオリーブオイル100gと卵2こ入れてまたグルグル混ぜる。ナッツを砕いてサクッと混ぜる。170度に予熱したオーブンに40分入れて完成。
楽チンでいたいので洗い物も工程もできるだけ減らした作り方です。おうち時間のおともに是非。
おわり。
私も好き!とか、これもおすすめ、とか個別にでも連絡くれたら飛び跳ねて喜びます!
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