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打楽器講師デビュー者のアウトプットvol.1

カホン講師をすることになりました。これまで、知り合いに教えることはありました。”生徒”と”講師”という関係性で教えるのは初めてです。今まで身につけてきた技術をどうすれば分かりやすく伝わるだろう。演奏するのと講師をするのでは、アウトプットの仕方が違います。
この記事では、”人に教える”の視点でアウトプットします。


奴隷船の積荷が起源?”カホン”の紹介

今回講師をすることになった打楽器は”カホン”です。まずは、カホンってどんな楽器?を紹介します。
そもそもカホンって知っていますか?こんな楽器です。

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・・・・箱じゃん!!

って思いましたよね。そうです。箱なんです。
カホンの起源は、アフリカからアメリカへ移動する奴隷船の積荷だったと言われています。楽器もない中、箱を叩いてみたらいい音がした。叩いていたら、ノれるリズムが生まれた。なんてお話です。
分かりやすく紹介している動画があったので、みてみてください。


カホンってどんな音が出るの?

ただの箱から生まれたカホンですが、見かけによらず、ドラムセットのように様々な音が出ます。それゆえに、簡易式のドラムセットと言われることもあります。

カホンは、叩く場所や勢いによって出る音色が変わります。
真ん中あたりを叩くとバスドラムのような重低音
端を軽く叩くとハイハットのような軽く短い音
端を勢いよく響かせるとスネアドラムのようなアタック音
これらを叩き分けることで、曲にメリハリをつけられます。

ざっくり紹介しましたが、百聞は一見に如かず。演奏をみたらカッコよさが分かります。おすすめのアーティスト、PIA-NO-JACをご覧ください。カッコよさに震える準備をして再生ボタンを押してください。

ピアノとカホンのユニット。たった2人でこんなにも表現豊かな演奏になります。
簡易ドラムというのも伝わったでしょうか?


まとめ

カホンは、シンプルにして奥深い楽器です。
シンプルゆえに、初めて叩く人でもちゃんと音が出せます。
奥深さゆえに、追求すればするほど虜になっていきます。
そもそも”打楽器”は人類が産んだ初めての楽器ジャンルです。その中でも「箱を叩く」というあまりにシンプルな奏法のカホンは、本能レベルで楽しめます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
どうでしょう。カホン、叩いてみたくなりましたか?そう感じてもらえたら私も講師として一歩前進ですね。次回は、カホンのレッスン内容をアウトプットします。

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