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一周まわって本を読むようになった

去年あたりだろうか。テレビがあまり面白くなくなって、You tubeをよく観るようになりました。今思えば、同じ視聴時間でテレビよりも多くの感動が得られたからだと思います。
さらに最近は本をよく読むようになりました。元々は嫌いだったけど、同じ時間でYou tubeよりも多くの感動があるように感じ始めています。
今回は”時間あたりの感動”の面から、一周まわって本を読むようになったをテーマにお話します。


本はつまらない、テレビを見よう

幼稚園のころ、本を読んでもらうのが大好きだった私は、しょっちゅう「本を読んで!」と大人に頼んでいました。しかし、自分で読むように言われると、途端につまらなくなったのを覚えています。文字を追うのに一生懸命で、内容が頭に入ってこなかったんです。

体力と時間を使って内容が理解できない本は、”時間あたりの感動”は0に近い状態でした。

結果として、当時は本よりもテレビの方が面白く感じます。


テレビはつまらない、You tubeを観よう

5年前までは毎日3時間以上見ていました。朝起きたらテレビをつける、家に帰えるとテレビをつける、が習慣です。しかしテレビという業態の仕組みを知ると、途端につまらなくなりました。スポンサーの都合で番組の内容が決まったり、視聴率のためにニュースの内容が決まったり。仕組みを知ると、意図が気になって内容が頭に入ってこないんです。

視聴率に支配されたテレビは、”時間あたりの感動”が下がってしまう状態でした。

結果として、その後はテレビよりもYou tubeの方が面白く感じます。


You tubeも面白い。けど本の方が面白い部分がある

それからは毎日You tubeを見ています。見たいものだけを選んでみることによって、時間あたりの感動は大きくなりました。
しかし、You tubeも毎日見ていると似た様な動画が多いことに気がつきます。スポンサーはいなくても、視聴率はまだ存在していたんです。再生回数を稼ぐために、人気のあるコンテンツは何度も踏襲されています。

再生回数に支配されたYou tubeも、”時間あたりの感動”が薄まってきている状態です。

結果として、今はYou tubeの他に本にも興味を持ち始めています。
本は広告収入で成り立ってないため、目の前の再生回数にも踊らされずに済みます。大人になって文章も少し読めるようになったこともあり、本にギュッと濃縮された感動を味わえるようになりました。今は興味が湧く分野の本は何時間もぶっ続けで読んでしまします。ついには電子書籍のサブスクに登録していました。


まとめ

読書が苦手で、一時期は情報が受け取りやすいテレビにはまっていました。
しかし正しいと思っていたテレビの情報は、広告収入という形態によってコントロールされたものでした。
今個人が発信しているYou tubeや、広告収入に支配されない本はテレビより心に届きやすく感じます。苦手だったけど、読書も捨てたもんじゃないな。

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