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レディボーイを見に行こう(タイ滞在記②)

(※当記事は一部差別的な表現を含みます)

前回はこちら


バンコクには有名なレディボーイのショーがある。

バンコク到着から4日が経ち、滞在5日目の朝。同行していた学生の一人に「オカマショー行ってみたいんだよね〜。興味ない?」と言われた。私は当時その存在を知らなかったので、純粋に「え!行ってみたい!」と思いその旨を伝えた。
我々は6日目の夜に少し長めの自由時間が設けられていることを知っていたので、6日目の夜に行くつもりで、スキマ時間を駆使していろいろ調べた。何時開演なのか?行き方は?チケットの取り方は?予約しないと入れないのか?
二人で必死に調べているうちに、これは絶対行きたいね、というムードになっていた。

ちなみに5〜6日目のプログラムは班行動で、バンコク市内を自由に散策するというものだった。その子とは別の班だったけど、色々なものを見て楽しんだ。

バンコク現代美術館
ワット・プラケオ
ワット・アルン

6日目の行程が終わり、夕方18時半。我々はダッシュで部屋に戻り、支度を済ませてホテルのロビーに集合した。行くぞ!!!!!!!!!!(どうやら19時半開演らしい)(チケット予約できなかった)(滞在先のホテルから少なくとも30分はかかる)

この時点で、ショーが見れる保証はどこにもなかった。

事前に調べておいた電車とボートを乗り継ぐ。電車とボートの接続がけっこうシビアで、めちゃめちゃダッシュした。

なんとかボートに乗れた

さらにボートを降りてから会場まで、スマホのGoogleマップを頼りに駆け抜ける。

時刻は19時15分、ついに会場に到着し、2人分のチケットを買うことに成功した。や、やった〜〜〜〜!!!!

シアター!

会場に入った時点で既に感動していた。この時点でもう、ウチラの友情と幸運とフットワークに乾杯してた。てか前から2列目じゃん、良すぎんか?日本では見たことがないようなステージに、開演前から興奮せざるを得なかった。

19時半、開演。

ショーはストーリー性もあって非常に見応えがあった。何より、その演技にパフォーマーたちの生き様を見たような思いがした。バンコクに行く用事がある人にはぜひ見てほしい。

ショーが終わった後は、シアターの近くにある観覧車に乗ってみた。何周もするのが面白くて、二人でずっと笑ってた。自撮りもしまくった。夜景が綺麗だった。

観覧車。ビール会社の広告が貼られている

ちなみに、シアターがある「アジアティーク・ザ・リバーフロント」は横浜の赤レンガ倉庫のような観光地。大きな船と観覧車と煉瓦造りの建物があって、マジで赤レンガ倉庫なのよ、海じゃなくてチャオプラヤ川だけどね

アジアティーク・ザ・リバーフロント

観覧車を降りたら気が済んだので、帰ることにした。

二人でホテルに帰る途中、コンビニでお酒を買って、広場で飲んだ。自分のセクシュアリティとか恋愛とか生き方とか、かなり深めの話をした記憶がある。

桃風味のビール

この日は渡航中で一番楽しい夜だった。タイまで来て日本人の友達作るのどうなん?って感じだけど、今でも大切な思い出。


次回に続く

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