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職員ミーティング

ミモザの家(女子ホーム)の投稿です。
残暑が続く中、ミモザの子どもたちはバイトに行ったり友達と遊んだりと忙しい日々を過ごしています。

ミモザの家では週に1回、職員が集まりミーティングを行っています。普段は1人勤務が多い為、記録だけでは伝わりきらない、情報共有や意見交換、相談など、その時々によっていろいろな話をミーティングで行います。

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先日のミーティングでは、子どもたちから

「お風呂の時間を延ばしてほしい」

と声が上がったため、それを話し合うことになりました。

ミモザの家では現在、ルールとして消灯時間が23時となっています。そのため、お風呂も23時には終わらせる約束になっています。

現在、2人の子が門限22時のギリギリまでバイトを頑張っているため、帰宅すると夕食にお風呂にバタバタと。どうしてもお風呂から上がると消灯から少し時間がはみ出てしまっている日があります。

職員同士ではそもそもが消灯23時というのも、色んな子が一緒に暮らす中で夜遅くまで物音がすると、他の子が寝られないことや、昼夜逆転の生活をして欲しくないという思いからだったので、消灯時間からはみ出ている現状は気になりつつ、日常の中で、「早く入りなね」と声を掛けたり、あまりに遅すぎたり、TVを見ていたらまた話しあおうと職員間ではなっていました。

しかし、子どもたちは毎回、消灯時間が過ぎることに対し、申し訳無さを感じていたり、お風呂も数に限りがあるので、自分が間に合っても、もう1人の子が間に合わなくなってしまうことを気にかけていたりと、少しストレスを感じているようでした。

ルールを変える変えないに限らず、子どもから声が上がったものは、そのままではなく、きちんと返事をしたいというのが職員で一致の意見でした。

そこで早速ミーティングで話し合いました。

「自分が間に合っても、他の子が間に合わないのを気にかけるの優しいね」

「全部、意見を鵜呑みにする訳ではないけど、ルールを途中で変えるのは賛成。”どうせ意見を言っても変わらん。”ではなく、これから社会に出ていく中で、自分の意見・考えを伝え、コミュニケーションを重ねる中で、変わるかもしれないという体験もしてほしい」

「ここから入居児が増えるたびに時間を遅くするのか?原則の消灯時間は変えず、今の入居時児たちのバイトの状況で、特別ルールとしてはどうか?」

「バイトをして、ご飯を食べて、お風呂に入る生活リズムは良いことだと思う。それを崩して欲しいとは思わない」

「このミーティングで、決定ではなく提案をして何回も子どもたちとコミュニケーションを取りながら一緒に妥協点を見つけたい」

「子どもたちも今、お互い話し合いながら、お風呂の時間譲り合ってて良いよね」などなど。

話している中で、職員同士が「何を大事にしているか」も分かるとっても良い場でした。

ひとまず職員たちも色んなことを想定して消灯時間を設けたため、原則守ってほしいことを伝えた上で、消灯時間が遅れそうな時は一声かけて、その日の職員と時間を決めようと提案することになりました。また入居児が増えた時は、その時の生活状況も違うのでまた考えようとなりました。

子どもたちにも早速伝え、了承してくれました。

「これで終わりではなく、また何かあったら話し会おうね」と。

社会に出たとき、思ったようにならない時、納得いかないことも沢山あるけれど、意見や考えを伝え合うことで、変わることもある。そんな風に、人の意見も、自分の考えも大事に、話し合う力がついたらいいなと思います。


読んでいただきありがとうございます! 私たちの活動が、より多くの人に知って頂けたら嬉しいです。 頂いたサポートは、子どもたちのために大切に使わせていただきます。