今年読んだ本
年内にもう読まないと思うので、今年読んだ本をまとめようと思う。
後ろの日付は読んだ期間。
やっぱハルヒはいいっすね。
『青の数学 Euclid Explorer』 王城夕紀 19.1.17~22
『青の数学 2 Euclid Explorers』王城夕紀 1.23~31
数学に青春を捧げる少年少女の物語。
弟が持っていて読んだやつ。
高校数学までおさえてれば出てくる問題の理解には問題ないけど、別に分からなくても内容の理解には問題ない。
高校生の頃にこれくらい真剣に数学やってればよかったなぁ。
『檸檬』 梶井基次郎 2.7~
31歳で肺結核により夭逝した梶井基次郎の短編集。
思ったより難しくて表題作の『檸檬』しか読んでない()
高校の頃に国語の便覧で著者の写真を見たときは
「体育会系な見た目だな~」
とか思ったけど、難しい語彙が多いカッチリした文章で驚いた。
来年中には読む。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
原作 岩井俊二 著 大根仁 5.23~24
同タイトルの映画が気になったものの、観に行かなかったので借りて読んだやつ。
元々はテレビドラマらしい。
テレビドラマのほうが評価いいみたいだからそっちも観てみたい。
学生時代の夏に青春めいたことやってみたかったなぁ(涙)
『八日目の蝉』 角田光代 5.25~?
大学の頃に同タイトルの映画をテレビで観て、原作も読みたくなって買ったやつ。
不倫相手の男の女児を誘拐した女性の逃亡劇と誘拐された少女の成長後を描く。
この女性は誘拐した子供を自分の子のように育てるが、子供のためなら母親は本当になんでもするのだなあと感心した。
逃亡中に、ある宗教団体の施設の中で過ごす描写があるが、僕自身新興宗教とは生まれたときから関わりがあるので、このあたりの描写は結構堪えた。
これについてはいつかnoteに書くかもしれない。
新興宗教は多かれ少なかれ人の価値観を歪めるので、個人的にはさっさと地球上から消え失せてほしいですね。
作中でも価値観が歪められた人物が出てくるが正視に耐えなかった。
『ペンギン・ハイウェイ』 森見登美彦 6.9~?
同タイトルの映画が気になったものの、観なかったので買って読んだやつ。
内容は楽しめたけど、この内容でこの分量は少し冗長じゃないかなと思った。
『娼年』 石田衣良 9.30
「娼夫」の仕事をはじめた大学生の顛末。
僕の関わっていた(いる?)新興宗教では結婚前の恋愛や性交渉は絶対タブーなので、この本を読んだことがバレたら間違いなく張り倒されるでしょう。
男女の関係を何か高尚なもののように捉えても、実際にはもっと泥臭いものなのだろう。恋愛経験皆無だけど。
この本を読んだ感想はこちらで。
『坊ちゃん』 夏目漱石 11.5~8
『こころ』 夏目漱石 11.10~14
『吾輩は猫である』 夏目漱石 11.20~12.3
友人に触発されて夏目漱石を3冊読んだ。
『吾輩は猫である』はKindleで読んだけど、これかなり便利。
感想についてはこちら。
『若い人 上巻』 石坂洋次郎 12.13~17
『若い人 下巻』 石坂洋次郎 12.18~23
たまたまテレビで観た映画『若い人』(1962年)に出演していた吉永小百合さんが可愛すぎて思わず原作を買ってしまったやつ。
その辺の顛末と読んだ感想は以下で。
この映画を観てすっかり吉永小百合さんに心を奪われた僕はその後、彼女が出演している『若草物語』、『愛と死の記録』、『あゝひめゆりの塔』を嬉々として録画した。
しかし実際に画面の中で恋にわずらい、はにかみ、顔を赤らめながら(白黒だけど)話す彼女を見ると何とも心を締め付けられるようで正視に耐えない。
ここまで重症だったとは。
完全にファンになっちゃいましたね。
テレビで美人の芸能人とか観ても微塵も何とも思わないけど、これはどうしたものか。
気を抜いたらメルカリで吉永小百合さんのブロマイドを探そうとする自分を制するのが大変です()
『涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流 12.23~24
言わずと知れた傑作ラノベ。
最近、角川文庫からも出版された。
その角川文庫版の解説で筒井康隆さんが言っているとおり、ラノベであると同時に優れたSF小説。
久しぶりに読んだけどやっぱり面白い。
先述の『若い人』に登場する江波恵子と『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ。
共通するのは、他を寄せ付けない美貌(重要)と一筋縄ではいかない奇矯な振る舞い。
魅力的なキャラクターが登場する物語はそれだけでも面白いですね。
『涼宮ハルヒの消失』 谷川流 12.24
『憂鬱』を読んだらこれも読まないと。
長門萌えにはたまらないですね。
皆さんがクリスマスイブに楽しんでいる(意味深)あいだ、僕はセッせと読書に励んでました。
そういえば作中でもクリスマスですね。
いやぁ丁度いいタイミングで読んだなぁ(涙声)
作中の消失世界を舞台にした『涼宮ハルヒの追想』(PSP、PS3)というゲームもおすすめです。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』のA.D.M.Sを彷彿とするゲームシステムで、プレイすると朝倉涼子への好感度が瀑上がりすること間違いなし。
P.S.
「えっ、12/27から1/9まで新宿のEJアニメシアターであの『涼宮ハルヒの消失』が限定上映!? 行かなきゃ!!」
このような拙文を最後までお読みいただきありがとうございます。 皆さんの反応を糧に生きています。