今の気持ちを忘れないように。
ここ数年、自分の中に漠然とした不安があった。
それは、自分のキャリアとしての不安。将来への不安。
思えば、子供が産まれた3年前から、自分のこと・将来のことを明確に考え始めたからのような気がする。
今僕は、会社員として経理の仕事をしている。
しかし、元々希望した職種というわけではないためか、ずっとこの仕事を続けたいとは思えない。というか、イメージがわかない。
自分はこのままでよいのだろうか。みたいな思いがあった。
また、妻は向上心が強くどんどん前に進んでいく性格であり、産休中に退職を決め、現在フリーランスとして活動している。
ほんとに同じ時間を過ごしているの?というくらいスピード感が違うように感じる。
尊敬している反面、どうしても比べてしまって、なんだかなーとなる。
なんというか、自分の「強み」みたいなものがないのだ。
自分は成長出来ているのかなと。
将来、子供から仕事を聞かれたときに、自信をもって説明できるような仕事が出来ているのかなと。
(経理という職種の話ではなく、自分の仕事に取り組む姿勢の話です。)
というのが、ここ最近の不安。
こんなことを書いているとなんだか暗くなってしまうけれど、一応人生楽しく過ごしていて。
まず本をよく読むようになった。
きっかけはあっちゃんのYoutube大学から。関連の本を読むことで、読書の習慣がついた。
そこから、世界の歴史にも興味がわくようになった。
学生時代まったく興味が無かったけれど、世界史が面白い。(世界史がわかると今のニュースもちょっとずつ分かるようになってきた!)
また、世界史以外にも色々なジャンルの本を読むことで、自分の世界が広がっていく楽しさもわかってきた気がする。
あとは、サッカーへの興味。
元々学生時代サッカーをやっていて、見るのも好きだったけれど、社会人になったあたりからほとんど見なくなった。
でも、有料アプリのおかげもあって(DAZN様々!)最近サッカーをよく見るようになった。
ただ、この「趣味」に時間もお金もまあまあかけてきたけれど、何か意味はあるのかな?何かにつながるのかな?みたいな感覚もなんとなくあった。
そして、これは趣味ではないのだけれど、よく「良い文章」を考える習慣があった。
メールの文章や会社でつくる資料、話し言葉なんかも、より伝わりやすい・よりセンスのある文章になるように。
これは半分クセみたいなもので、元々アドリブ力が弱い僕は、社会人として相手に失礼のないよう、話す文章を事前に用意する習慣があった。それがいつのまにか根付いたものだと思う。
(上達したかどうかは別として)最初は義務的に行っていた作業だが、そういう細かいところにこだわる作業を、意外にも自分が楽しいと感じていることに最近気づいた。
頭の中にある言葉やパーツを、パズルにようにきれいに整えていく感じが楽しい気がする。
このようなことをここ数年ぼんやりと考えていたのだけれど、ふと思った。
「書くこと」を仕事に出来ればいいな。
何故かはわからないけれど、本当にふと、仕事中にPCを触りながらそう思った。
文章は読むのも書くのも好きだった。
文章であれば、これまでの経験も、色々なことに興味を持てるようになってきたことも、これから得るであろう新しい知識なんかも、何かしらの形で活かすことが出来るのではないだろうか。
もちろんそんなに簡単ではないだろうけど、こう考えると、これまでの悩みや漠然とした不安みたいなものが一気につながった気がした。
これまで自分がやりたいことに中々出会えなかったけれど、「書く仕事」が自分がやりたい仕事かもしれない。と思うことが出来た。
ということで、ライターとして生活したいなと思うようになりました。
長々と自分のことを書いてしまい恥ずかしい気もしますが、きっと言葉にしないと、形にしないと、何も進まないような気がしたので。
多分、だいぶ前になんとなく始めたこのnoteの影響が大きいと思います。
まだ全然、人に届くような文章では無いけれど。
何から始めたらよいかもわからないけれど。
何年かぶりに湧き上がってきた「やってみたい」という感情なので、出来るだけ大事にしたいなと思います。
取材ライターとして、色々な人やモノ・出来事を、色々な人に届けられるライターになりたいなと思います。
また、ひとつのモノを様々な角度から多角的にとらえ、それを言語化できるようなライターになりたいです。
Webライターとして、一月ほど前から少しずつ始めているので、
なあなあになっていたこのnoteもちゃんとやってみようと思います。
数年後変わっているかもしれませんが、とりあえず今の率直な気持ちです。
今の気持ちを忘れないように。
そして忘れたときに戻ってこれるように。
残しておきたいと思います。
がんばれ自分!
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