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NAPAフライトログ#9

Joyeux Noël !寒いですが、街は人が溢れているように思います。この週末、NAPA DRONE ACADEMYではドローンの講習が行われておりました。その様子をご紹介していきます。


本日の講習内容

ドローン体験会の座学の様子

本日はろう者のドローン体験会とろう者(聴覚障害者)向けの講習を手話で行いました。座学では当校のスーパーバイザー兼ろう者のショウが手話でドローンの座学を担当し、体験に参加してくださった方にドローンの知識を伝えました。

手話で目視外飛行の講習

ドローンの体験会と並行でろう者の方が民間資格講習の目視外飛行の講習を受講しておりました。

目視外飛行の講習は当校のコーディネーター兼ろう者であるうっちーが担当しました。目視外飛行での一般知識や飛行における注意点等を手話で説明した上で実際にドローンでの目視外飛行の実地講習に移ります。

ドローンの目視外飛行の実地講習の様子

ドローンでの目視外の講習は離陸・略陸以外は基本的に後ろを向いた状態で行います。初めての方は、方向感覚が分からなくなり、ドローンの操作を間違えてしまう事がよくあります。落ち着いた状態で行えばそこまで難しいことではありません。注意点などもすべて手話で受講者へ伝えるうっちーでした。

課題

現在、ろう者ではドローンの国家資格が取得出来ません。身体検査で後方2メートルの距離から発せられた通常の強さの会話の音声が正しく聞き取れること。と定められており、まったく聴こえない方は身体検査で弾かれてしまいます。

ドローンの技術の向上や機能改善等で、ろう者でも飛行の安全が確保が可能と認められれば身体検査をパスする事が可能になるので国土交通省にはこの辺りも視野に入れて頂ければと思います。

その他情報

昨日は某キャリアのCAさんがドローンの講習を受けてくださいました。来年からCAチームを結成して、学科や実地の方も担当してくださるような体制を整えておりますので、楽しみにして頂ければ嬉しいです。

まとめ

年明けにはろう学校での空撮のご依頼もあり、ろう者×ドローンの仕事の創出が出来てきております。NAPA DRONE ACADEMYへドローンの操縦を習いに全国から来るろう者も多数おり、ろう者×ドローン企業雇用の出来る社会で出来ればと思います。

お問合せ

当スクールではドローン一等、二等無人航空機操縦士の国家資格取得コースや昼間、目視内限定変更の講習+修了審査に対応しておりますので、HP、LINEインスタからお問合せください。note限定の割引もありますので、必ずnoteを見てとご連絡ください。

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