大川直也

1989年生まれ。 写真と文章を中心に、油彩画、グラフィックなどの制作をしております。

大川直也

1989年生まれ。 写真と文章を中心に、油彩画、グラフィックなどの制作をしております。

最近の記事

NFLのファンでいる。

2016年、コリン・キャパニックと、エリック・リードという選手が国歌演奏中に片膝をついた。 人種差別に対する、平和的抗議だった。 そのシーズンを最後に、キャパニックはリーグを追われた。 2020年のシーズンがはじまった。 NFLコミッショナーは、人種差別への平和的抗議に対して沈黙したことを「間違いだった」と認めた。 キャパニックは32歳、アスリートが、20代後半から30代に差し掛かる4年という時間を、選手として過ごすことができなかった苦しみは考えを絶するけれど、少なくとも

    • 2020

      今年もありがとうございました。お疲れ様でした。来年も色々と予定があるので、どうか健康に、お会いできるのを楽しみにしています。 それでは良いお年を。 ありがとうございました。 NAOYA OHKAWAOFFICIAL WEBSITE:www.naoyaohkawa.com Twitter:@mugenjugem instagram:@naoyaohkawa MAIL:info@naoyaohkawa.com

      • 「肖像」を終えて

        片付けも済まないまま、個展で販売した作品の発送をして、いくつかの仕事になだれ込み、これからはじまる仕事の準備をはじめて、ひどく業務的な書類を書くなどして、気がつけばもう12月30日、明日は大晦日。 準備期間中に、個展が終わったらあれをやるこれをやるという享楽的なリストを書き出し、それが叶わないまま日々と生活に埋もれていくところまでがセットになっているような気さえします。 肖像の会期を終え、落ち着くはずもなく、半月が経ちました。 まず今回の個展の開催にあたり、少なからぬ協力を

        • ひとりとみんな

          ひとりでできることなんて、たかが知れてるとよく聞くし、確かに納得なのだけれど、こと作品、というものにおいては、本当に正直なことをいえば、みんなでつくれるものなんてたかが知れてると思う。 みんなでわいわいつくったものより、個人の執念と爽快感によってだけ成立しているような映画を観たい。

        NFLのファンでいる。

          28日のこと

          日に何度か「やぁー、年末であるな……」などと呟いてしまうほどには、年末めいた日を過ごしている。 26日はなんとなくクリスマスの翌日という感じがする。27日はクリスマスが終わり年末が始まった日であるという気がするし、仕事納めである場合もある。31日は紛れもなく大団円の大晦日であるし、そうとなれば言うまでもなく30日は大晦日の前日であるように思う。 つまり何が言いたいかと言えば、誰ひとり文句もなく年末というのは実は、28日と29日なのではないだろうか。 そんなことを考える。

          28日のこと

          自由研究

          学問というものとは程遠い生活を送っているし、送ってきたけれど、今年読みはじめたいくつかの本はなんとなく共通点のようなものがある気がしておもしろい。 別々のテーマで読みはじめた数十冊の本を括る、大きなテーマがぼんやり浮き上がる。 自由研究は楽しい。

          自由研究

          クリスマス

          遅れてきたクリスマスを過ごしている。 去年30歳になってやっと、子どもの時ぶりに、なんとなくクリスマスを楽しめるようになった気がする。 26日から世の中が、ずいぶん静かになるのも楽しい。今年の場合、まだまだ慌ただしいまま歳を越すのだろうけど、なんとか、どうか、良いお年を。

          クリスマス

          今年の旅の終わり

          どこに行くのも緊張感のあった2020年の、最後の旅が終わった。楽しい旅だった。 個展の片付けをして、もう少し働いて、ゆっくり眠ろうと思う。

          今年の旅の終わり

          撮影

          今日も写真を撮った。 こういう日があるからこそ、というような1日だった。

          こぼれ話⑤

          片付けも満足に済まぬまま出張へ。 26日以降は、仕事場を片付けて、いっぱい飲んで、いっぱい寝ようと思っている。

          こぼれ話⑤

          こぼれ話④

          延々、作品に署名と、エディションナンバーと、シリアルナンバーを書き込む。

          こぼれ話④

          こぼれ話③

          今年も個展で作品を販売した。 ありがたいことに、たくさんの作品が売れていって、その、発送作業をしている。 毎年、これが売れるだろうなとか、これはすぐ完売だろうなどと、ニヤニヤしているのだけれど、いつもその予想は当たらず、なんか、これがすごい人気だなどと、驚くことになる。 自分が作品に関われるのは、作品を発送するまでで、それから先は、作品の所有者のものになる。 冗談めかすか、もしくは無頼を気取るかをして「ダイニングテーブルのマットの下にでも飾ってくれればいい」とか「本当に寒

          こぼれ話③

          「肖像」の会場についての写真

          NAOYA OHKAWAOFFICIAL WEBSITE:www.naoyaohkawa.com Twitter:@mugenjugem instagram:@naoyaohkawa MAIL:info@naoyaohkawa.com

          「肖像」の会場についての写真

          こぼれ話②

          個展が終わったら、あれをしようこれをしようと計画を立てるのだけれど、やはりこの時期に1週間も仕事場を空ければそれなりのしわ寄せを食うことになり、結局そのまま通常業務になだれ込むことになったりする。 ゴールデンウィークにPlayStationを買ったので、なにかそれに付随するゲーム・ソフトを買おうと思っていたのだけれど、当然のようにそれは叶ってはいない。 なんとしても、と思っていた焚き火に来ている。大好きなバンドが、銀河は肉眼で見えると歌っていたけれど、まさにそういう山奥、

          こぼれ話②

          こぼれ話

          ROCKETの向かい、412というギャラリーでは、気品漂いすぎているおばさま方が、装飾品の展示をしていた。 毎夜、優雅にシャンパンを飲むなどしていた彼女たちのもとへ失礼ながら挨拶のタイミングを逃し続け、最終日にやっとご挨拶に伺った。 その前夜、hozzyとの半公開収録を横目に見て頂いたらしく、ギャラリーオーナーの女性は「ご盛況でらしたわね、昨晩のシンポジウム」と仰ってくれた。 衝撃的だった。トーク・ショーと呼ぶことさえ恥ずかしがり、トーク・イベントなどと呼んで濁していた

          こぼれ話

          「肖像」についての写真

          NAOYA OHKAWAOFFICIAL WEBSITE:www.naoyaohkawa.com Twitter:@mugenjugem instagram:@naoyaohkawa MAIL:info@naoyaohkawa.com

          「肖像」についての写真