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noteを今更ながら始めてみよう


プロフィール

1997年生まれ。千葉県在住。
学生時代から躊躇していた写真を撮ることを、2021年より本格的に開始。
現在は、スナップ中心に活動。
2023年よりZINE、写真プリントの作品を開始。

2024年:文学フリマ東京39に出展予定
2025年:ZINE FEST Tokyoに出展予定


Web site:ポートフォリオサイトとして運用
Instagram:ストーリーズ、ポートフォリオとして運用
X(旧Twitter):作品制作過程や機材情報、情報共有として運用
note:文章としての記録、立ち返りとして運用

写真と道具

少し前までは国家資格が必要な医療専門職をしていました。

ある時同期の友人が、LeicaのQ2を買うので着いてきてほしいと言われ何となく着いていきました。特に行く前は写真やカメラに興味がある程度で、深い何かがある訳では無かったと思います。
その出来事が私を写真の道に誘う第一歩でした。

あるきっかけがあり、コンデジを買いました。

軽くズーム使用可能なコンデジは写真を撮ることが楽しいと自覚させてくれた愛機です。恐らく手に入れた経緯もあり今後とも修理不可まで使い続けていく品でしょう。

しかし、周りの友人は大きなカメラ、いわゆるフルサイズ機を購入している人が多くセンサーを生かした強烈にボケる写真に興味を持ちました。
気が付けば、大三元と呼ばれるレンズを3本所有していました。

ただ、その時期に星景写真やポートレート等色々と撮影していましたが、何となく面白みに欠けてきていることに薄々感じ始めてきていた気がします。

興味が薄れるとフルサイズ機を一時的に持ち出すことも少なくなってしまい、何となく撮っている感覚に陥りました。
あれがスランプだったんでしょうか。

不思議とコンデジを持っていくときは、それが起こらなかったのを覚えています。そして、あることをふと思い出しました。

Leicaってなんか良かったなと。

その時は漠然と思ったことでしたが、行動は早いといわれる性格なこともあり、すぐに新宿にある北村写真機店でLeicaM11を触りにいきました。

最近では、みんな持っているんじゃないかと錯覚するほど人気なLaica。

見た目はドイツ製品とこのもあり無骨堅牢。しかし、一番の特徴はレンジファインダーの機構です。レンジファインダーを覗いた瞬間に衝撃を受けたのを鮮明に覚えています。

店を出た時には独特な魔力に魅了されていました。

そして、2ヶ月もしない内に購入していました。

我ながら、多少無理をしたなと感じています。

現在は、コンデジとセットで使用しています。人生が変わる起点になった道具達なのは間違いないです。

写真作家と名乗ってしまった

さて、そんな写真と道具の経緯があり、少し前にあることが切っ掛けで写真作家と名乗ってしまいました。

前職と違って資格が必要な訳でも、枠がある訳でもないからです。作家一本で食べている人には怒られるかと思いますが、知ったことではないです。

学生時代から社会人になり、自己表現をする機会が極端に少なくなりました。私の知っている社会では、特別な力があれば成り立つわけではありません。尖った考えや行動は、異分子となり周囲との軋轢を生みだします。

芸術分野ではいかがでしょうか。

美術館やギャラリーは心地いいです。
アートにも多くのジャンルがありますが、私は殆ど理解していないと言っていいでしょう。
しかし、見て感じるものは、イメージとなり、具体性を生むと考えています。自分でも何言っているかわからないです。

写真の場合は、目の前の事象を記録します。
道でファインダーを覗いていると人や車が通り、シャッターを押すとカメラの設定に応じて記録されます。自然が豊かな場所では、木々や土、時には動物などと出会いがあります。

写したものは、私自身が経験したことでありオリジナル性があると言えるのではないでしょうか。
現在はSNS全盛期で写真が映える場所は私が撮らなくても誰かが撮ってくれます。
ただ、私がシャッターを押した写真達は、私しか撮れないものです。

最近は、プリントや製本の為に写真達を構成するのが非常に楽しいです。
この楽しさを具現化して誰かに見てもらう。
2024年はイベントへの参加や公募展への応募を行い、今後の足掛かりにしたい。

私の欲望です。
その純粋な欲望が、写真作家と名乗ってしまったのかもしれません。

一通り書き終えて

そんな感じで、プリントやZINEを作っています。
noteを始めたのも、純粋にこれらを見てもらいたいから。
写真作家と名乗り、活動するには羞恥もへったくりもないです。
シンプルに見てほしい。

今はそれが私の目標です。


写真作家 深山直哉


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