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中庸の実現は、個人の力の積み重ねですよね / 第25回ディスラプティブ・イノベーション研究会

今回の収録動画を通しても、「自分だったらどう感じるかな、考えるかな、どう行動するかな」とご視聴くださる皆さんからも私たちとその場にご一緒いただいているような感覚で、日常や未来を想う気づきや行動へのささやかなきっかけ、ワクワク感につながると嬉しいです。

【前半】
 ・わたしの小さな感動シェア
 ・オンライン読書会  
  書籍「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる」第7章:知の未来・知の進化〜新たなるグレート・ジャーニー〜 (前回からのつづき)

【後半】
 ・オンライン読書会
  書籍:渋沢栄一「青淵論叢」 道徳経済合一説(鹿島茂訳・講談社学術文庫)

ディスラプティブ・イノベーション研究会とは

これまで2年間のブロックチェーン研究会(*)から一歩進め、2020年9月よりディスラプティブ・イノベーションと範囲を広げて探究を深めています。どんな未来を描き、今とこれからをどのように生きてみたいか、発想や行動していくきっかけとなる時間を共有しています。

(*)シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会(2018年6月~2020年8月まで毎月開催)では、ブロックチェーンを1つのディスラプティブ・イノベーション(Disruptive Innovation/分岐的イノベーション)として探究してきました。 私たちは、Disruptive innovationを破壊的イノベーションではなく、分岐的イノベーションという表現を使っています。

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藤原直哉より

“意外に我々は非常に狭い知識と体験の中で物事を選択していることが多いんですよね”

“はっきり言って、道徳の規範は今、溶けてしまったと言った方がいいと思います”

“中庸の力は、人間の力ですからね”

“勉強も仕事も積み上げていって得られる境地ですから。ちゃんと人は育てなければいけないと最後はそこに行き着きますけどね”

“中庸の実現は、個人の力の積み重ねですよね”

“人々の価値観の多様化ということに尽きてしまうんでしょうね。社会は流動期に入ったのだと。大きく言えばそういうことではないでしょうか”

“落ち着くところまで待っていないとダメなんですよね”

“独自の力で日本の資本主義を基礎から立ち上げていった方だと思いますね”

“今を生きるヒントとして勉強できたことは、素晴らしいことだと思いますね”

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【第25回 前半1】 わたしの小さな感動シェア

気づきは誰でもできることだけど、言われて始めて気がつくこと。意外な盲点の発見から、いろいろな疑問を持ってみようと第9回から「わたしの小さな違和感シェア」を毎月共有してきました。

「どう思う?」の違和感から少し視点を変えて、昨秋からは感動をシェアしてみることにしました。(もしかすると、感動の前に、実は違和感から気づいたことが感動につながることもあるかもしれない!?)私たちが暮らしの中で感じるちょっとした感動を毎月共有してみることで、また新たな展開へつながるかなと思っています。

・箱根駅伝_監督の変化
・大学ラグビー_4年生からの動きと循環
・F1_機械とマネジメントと迫力
・1970年からの地球の歩き方の変化と進化
・新聞発行部数の推移
・1997年_新聞のピーク
・一世風靡の紙媒体と時代の流れ
・地球の歩き方への投稿
・一部3万円もした時代
・興味が湧いてきた農と発酵_おもしろい世界
・植物と微生物
・植物の会話
・世の中いろいろあるものだ

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【第25回 前半2】 オンライン読書会

気になる書籍を一人で読み深める学びと愉しさ(ときには、なかなか難しく)とともに、毎月1回みんなで共有し合うことで、学びと愉しさの裾野を広げてみることを継続中です。

お互い事前に読んで感じたことや印象に残ったこと、疑問に思ったこと、気になったことなど聴き語り合いながら、より身近なところから引き続きディスラプティブ・イノベーションについての探究を深め、実生活への発想と行動に活かす機会としています。

2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる(技術評論社20200311)の読み深め

【今回の特集】
第七章 知の未来・知の進化〜新たなるグレート・ジャーニー〜 
前回からのつづき

・量子コンピュータ:最新動向
・「暗号解読」主張
・間違っているとは言い切れない
・打ち止めだと思われたNISQに新たな可能性
・ヒトとAIを分けるもの
・イマジネーション(想像力)とインスピレーション(ひらめき)の源泉
・芸術を生み出す脳
・AIとヒトの共進化
・AIと芸術:最新動向
・DALL-E / Stable Diffusion / Midjourney
・ChatGPT
・DALL-E / Stable Diffusion / Midjourney
・精度が上がり容易に想像がつくこと
・ベースとなる技術_Transformer, Diffusion Model
・GPT4 is coming...
・Variational Autoencoders
・現時点では特化型>汎用性
・人間の記憶とAI
・人間の脳にしまわれている記憶
・サイバーパンク
・憧れていたものが自分でできるかもの時代にワクワク
・どう作るかより何を作るか_頭の使い方考え方の変化
・共存と進化
・方向性を決める良いアシスタント
・普通の選択の中から_役に立つ
・センスが問われること
・機械で間に合うところ
・流動期らしい状況
・考えの分断化
・時代背景_地域の特性_思想_経済の状況_海外とのやりとり

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【第25回 後半】 オンライン読書会

前回から、書籍:渋沢栄一「青淵論叢」 道徳経済合一説(鹿島茂訳・講談社学術文庫)を前半・後半に分けて読み深めることにしました。

・EX_Ethical Transformation
・道徳と経済の合一説
・倫理の重要性を再認識
・物質と精神
・なぜ両方が必要か
・何でもかんでもはいけない
・歴史の重要視_過去と現在と未来
・思想善悪の基準
・今にも通ずること
・時代によっても変化することしないこと
・分断拒絶の勿体なさ
・思想の統一は不可能
・とても疑問に思うこと
・武士はお金を扱わなかった江戸時代
・なかなか英語にならない日本の商人道
・重商主義がなかった日本
・政府と民間の発想
・脱談合の世界
・渋沢家の家系図からみえてくること
・攘夷思想と渋沢栄一
・高崎城乗っ取り中止の背景と渋沢栄一
・一橋家に仕えた背景と縁
・静岡藩と渋沢栄一と大隈の口説き文句
・日本の資本主義勃興期の倫理
・日本人の心性の変遷
・現在の倫理の不透明さ
・倫理なしでの破滅
・つっかえ棒になる倫理
・琴線に響くかどうか
・科学技術と原爆
・見えないものを実感している人たち
・違いを認められるかどうか
・元々の経済と道徳
・現在の“具体的”過ぎる道徳
・勝手に作り上げた一人歩きしている道徳
・どちらかに偏り過ぎてしまう危なさ
・自分の頭で考えて咀嚼しないと
・経済なき道徳は空疎の証明みたいなもの
・今日から変える明日から変えるよりもゆっくりと
・教育の大切さ
・本人の中で倫理の規範が確立していない証拠
・不毛な議論と不毛な行動
・経済なき道徳は何も変わらない
・極端な方向へ行かないように
・社会福祉事業活動_養育院と渋沢栄一
・流行を追いかけるような慈善事業になっていた平成
・美しくないお金の周り方
・どんなふうにお金を使うか_お金の使い方_社会還元
・国が富むためには
・自分さえ良ければの資本主義
・道徳の廃れとお金儲けによる欠如
・右往左往の極端
・中庸への人間力と人間の深み
・極端から極端への分裂分断

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動画販売

第25回ディスラプティブ・イノベーション研究会の動画とオンライン読書会へのご感想・ご質問・メッセージフォームは、下記よりご視聴・投稿いただけます。

【前半】
 わたしの小さな感動シェア(26:35)
 オンライン読書会(40:34)

【後半】
 オンライン読書会(01:08:24)

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