ジリ貧と右肩上がりは紙一重
個人事業主からビジネスをスタートして法人3期目に入るのだけど、今の状況を受けて(条件がめっちゃ良いので)ウチの会社でも日本政策金融公庫に融資を申し込んだ。
資金調達に関しては他にも並行していて動いていて、そこからも日々勉強させてもらうことが多い。
で、「融資の必要性」みたいなのは今日のテーマと異なるので割愛するのだけど、政策金融公庫とやりとりしていてリアルにあった話を1つ。
まず、僕が申し込んでからの流れがこんな感じだった。
●4月7日:書類郵送
↓
●4月14日:電話面談(担当と電話で少々)
↓
●4月15日:融資決定
当然混み合っているとはいえ、北海道という土地柄もあってか非常にスムーズに対応してもらえたように思う。
担当者の方も相当忙しいだろうに、ものすごく親身になってサポートしてくれたのが印象的だった。
そして融資決定の連絡をもらった際、こんな会話をした。
担当
「着金がちょっと遅れていまして…」
僕
「それは当然わかっているので大丈夫です!
目安で構わないので大体いつ頃でしょう?」
担当
「遅くとも5月上旬には必ず!」
そして実際のところ、未だ着金していないという状況。
いや、上記の会話のとおり混み合っているのはわかっているし、僕も基本はネットでの収入源がメインのため「1日も早く」といった状況ではない。
「5月上旬って言ったじゃん!」などと言うつもりもない。
でもこの件から学べることもあると思っていて、まず、いずれにせよ連絡はほしいなと。
「想像以上に混んでいて、もう少し遅れます!」の一言でいい。電話で15秒もあれば終わると思う。
大きな組織の中でそれぞれ担当する分野は異なるだろうし、僕に電話をくれた方がすべての状況を把握することが現実的にムリなのは明らかである。
だからあまり気にしていないのだけど、そんなことよりもお伝えしたいのは、「個人でビジネスをしていても同様のケースは普通にありえる」ということだ。
約束した納期からズレ込んでしまったり、不測の事態のためになにかしら変更せざるを得ないシチュエーションだってある。
そんなとき、ちゃんと説明できるか。ちゃんと連絡1本入れられるか。
めちゃくちゃ些細なことかもしれないが、こういうところでビジネスセンスが問われると僕は思う。
現にこれまで見てきても「なあなあ」な仕事の仕方をしている人は信用を失っているし、一方、きっちりとした仕事をする人は信用残高が貯まりまくっている。
無論、前者のビジネスはシュリンクし、後者は右肩上がりの人が圧倒的に多い。
問題なのは失敗することではない。ちゃんとリカバリー出来るかどうか。
もっと言うと誠実に相手のことを考えられるか、想像力の問題なんだと思う。
特に個人ビジネスの場合、良くも悪くもシビアだ。
1つ1つの対応によって、未来は大きく変わると思うな。
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