カラオケは早く歌ったほうが良くない?
なにか任されたり依頼されたりした際、あまり自信がないシチュエーションって少なからず誰もがあると思う。
あまり得意じゃないことであったり、あるいは「自分でいいのかな?」と謙遜するような気持ちが顔を覗かせたり。
なにもかも自信満々に出来たらそりゃあいいのだけど、自分のステージが上がれば要求されるレベルも上がる。それゆえ、イマイチ自信が持てないタイミングもあって然るべきだろう。
そんなとき、どうやって対処しているだろうか?
チャンスがいきなり降ってきたけどそこまで自信ないぜーーって状況のとき、どうしていますか?
いろいろな対処法はあると思うのだが個人的には1つ心掛けていることがあって、結論から言うと「早く出す」こと。
自信がないときほどスピード感を重視するようにしていて、理由は大きく2つある。
・完璧を求めたところで一生こないから
・相手の期待値は時間と共に瀑上がりするから
まず前者は自分の問題で、心のどこかで「自信を持てるレベルになったら」みたいなことを思いがちだ。
もちろん時間をかけてクオリティにこだわるのが悪いことではないのだけど、そもそも自信がないときって多少時間をかけたところで劇的には変わらないことが多い。
そして後者が個人的には超重要だと思うのだけど、このとき同時進行で相手の期待値が急上昇していると思ったほうがいい。
ものすごくわかりやすく言うと、
1週間も待ったんだから、どんなにいいものが出てくるんだろう?きっとすげえのが来るんだろうな!わくわく!
というテンションになってしまうのだ。時間をかけるリスクがここにある。
カラオケなんかも似たようなことが言えると思っていて、恥ずかしいがために「えー、先歌ってよ!」とか言っていると、時間が経つにつれてドンドン歌いにくくなった経験はないだろうか。
そう、早くしないとあの感じになってしまうのである。
さして変わらない自分のクオリティと、瀑上がりし続ける相手の期待値との板挟みは地獄でしかない。
友人とのカラオケなら最悪「今日は歌えないわごめん」でいいかもしれないが、ビジネスだとそうもいかない。
だから自信がないときほどスピード感は重視したほうが安全だと僕は思う。
早いアクションによって「優先順位は高いよ!」ということも自然と相手に伝わるので、もしレベルの高い要求がきたときには1つの策として持っておくといいんじゃないだろうか。
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